自分の用事などでバタバタしてずっとお留守の状態でした。
日にちが合わない~~!!と言いつつもなんとか「いぶき」と「磐音」は観に行って来ました。
そうそう、選挙なので地元の役所や公的な掲示をされる場所に蔵之介さんのポスターを探しに行きましたが我が地元ポスター貼っていなかったのです。(T_T)
え~~っ、何故~~??と町内の公民館とかも観に行って来ましたが字だけのポスターだけでした。
そんなことしながらも読書はできるのだなあと。
朱野帰子著 双葉社
「私定時で帰ります」のドラマ面白かったです。
原作を雑誌で連載中に読んでいたのですがラストが読めずでドラマの通りだったのかはわかりませんが朱野センセーの「真実への盗聴」という作品を読んで仕事をする人たちのリアルさが書かれていて「そうそう」と思うことがありました。
定時で帰りますでは自分の仕事だけ終われば良いとはいえない雰囲気とかいろんな悩みとか。
「仕事を綴る人」では正社員になれず派遣社員で過ごしてした30歳の紙谷さん、有名人の両親と出来すぎる兄がいるお家で自分に自信がない、よく言えばおっとり、悪く言えば頼りない、人と話すより文を書くことで気持ちを伝えられる。
そんな彼が兄の紹介で中堅の製粉会社の総務に就職しますが電話も取れずで毎日落ち込むことばかり。
そんな彼が得意の文章で会社の問題を改善しようとする。
その文章さえも今のご時世文章を読む人が少なくてなかなか上手くいきません。
1話完結めでたしめでたしのドラマのように上手くいかないところがリアルだなあと思ったのです。
私も仕事で次の人に申し送りをするときに口頭だけで「はいわかった。」という同僚と「ちゃんと書面にしていおいてほしい」という同僚いろいろです。
私の周りではちゃんと書面にして残している人は仕事できる人が多いかなと思います。
景気が良かった時代は紙もどんどん使えと文書は貯まって行き、それを収納するためのハコモノをどんどん建てていたような気がします。
今は紙代も節約置く場所もなくそうとデジタル化していきます。
便利なようでその落とし穴も描かれていました。
自分が仕事をする上ですごくためになったところもあり紙谷さん優しすぎでしょうとやきもきするところも本当に日常をリアルに描かれて面白かったです。
これを読むと人間もだけれど会社もいろんな顔を持っているのだなと改めて思いました。
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