金魚cafe

こちらにお立ち寄りくださってありがとうございます。
ぼちぼちのんびりと綴っております。

木曜時代劇ぼんくら(5)

2014-11-14 23:08:05 | ドラマ
つい最近までは子供たちは走り回り、大人たちは元気に仕事に出かけていくとにぎやかだった鉄瓶長屋。

だんだんと人が減って行きます。

今日もまた住人が一人減り、それは大家である湊屋さんが絡んでいるのか?

そんなときいろんな心労が重なって煮売りやのお徳さんが倒れてしまいます。

丁度その場に居合わせた平四郎サマがおっと危ないと支えようとしてぎっくり腰に。^^;

(お徳さんがそんなに重かったのか??^^;)

お徳さんの気持ちを知ってるから奥様にはお徳さんを助けようとしてぎっくり腰になりました~とは言えない平四郎サマ。

面倒くせえな~が口癖の平四郎サマもかなり面倒くさい人です。

原作ではお徳さんはさっぱり、きっぱりした働き者の方ですが、松阪さんのお徳さんはかなり乙女で可愛らしい方ですね。^^

5話でまだ鉄瓶長屋の真相にたどり着くヒントも見えない、あと5回でおさまるかしら?とちょっと心配。

宮部センセーのお話は周りでいろんな謎がおこりますが、ものすご~くもつれた毛糸を解いていくようにたどって行けば真実にたどりつく、そのもつれ方、解きほぐし方がとても上手い方だなあと思って読んでいます。

どこから解いていけばよいのかそれは抜群の記憶力のおでこちゃんが大活躍。

このおでこちゃん、原作では舌ったらずの愛らしい子なのですがドラマでハキハキとお話するしっかり者なのでちょっとそれは残念なのです。

team申の朗読劇で宮部センセーのお文の影というのをやったときにおでこちゃんのパート担当は蔵之介さんでした。

いいオトナが舌ったらずの愛らしさを一生懸命表現するところが可愛らしいなあと聞いていました。

ドラマぼんくらでおでこちゃんが出てくるシーンは蔵之介さんが「~~でござんす。」と言っているところを思いだしてしまいます。






トワイライトささらさや

2014-11-11 22:25:32 | 大泉洋さん


11月8日から公開しておりますが、実は試写会に当たりまして公開前に観に行きました。

始まったのでもう書いてもいいかな~~と思いまして。

洋ちゃん3本目の主演ですよ~~。

ぶどうのなみだのPRでTVに出演されてたと思うと今度はささらさやでまた番宣。

あちこち行き過ぎて「また来たの?」と言われたそうです。(超売れっ子なのに~~)

でもそのフットワークの軽さがうらやまし~~い。

来年2本映画公開される蔵之介さんのフットワークに期待したいです。^^

原作とは違い亡くなったユウタロウはもうちょっとで真打になりそうな噺家さんだったのに残念ながらその前にトラックに轢かれてなくなってしまいました。

愛する妻サヤとまだ生まれたばかりの息子ユウスケを残して。

両親を早くに亡くし身寄りがなく、どこか危なっかしいサヤが心配で成仏できないユウタロウがゴーストとなってなんとかサヤを助けようとします。

そこにユウタロウから亡くなったと聞かされていたユウタロウのお父様が現れてユウスケを引き取りたいと言われます。

ユウスケをお父様に渡したくなくてさららという町にユウタロウを連れて暮らし始めるサヤ。

主役はサヤとゴーストのユウタロウになるわけですが、洋ちゃんすでに亡くなってる役です。

噺家さんという洋ちゃんのトーク術を生かせる役がまわってきたのにゴーストです。^^;

こんなにぎやかなゴーストならこわくないし、たたらなそうだし、いつでも出てきてほしいです。^^

主役は洋ちゃんとガッキーなのですがなんといっても赤ちゃんのユウタロウくんがカワイイ!!

子役と動物には勝てないといいますが、この赤ちゃんが皆をやさしい気持ちにさせてくれます。^^

ユウタロウの口癖が「馬鹿だね~~~。」なのですが、こんな愛情たっぷりの「馬鹿だね~~~。」なら言われてみたいです。

そしてエンディングのコブクロの「Twilight」が映画にピッタリでユウタロウの気持ちになって歌っています。











木曜時代劇ぼんくら

2014-11-09 23:35:55 | ドラマ
秋のドラマは相棒ぐらいでそんなに興味ありそうなのがないなあと思っておりました。

朝ドラマッサンはエリーちゃんのキュートさと鴨井社長のナニワの商人(あきんど)的なところとダンディな感じがうまく混ざってるところが素敵だわ~と見ておりますが。

10月から始まった木曜時代劇ぼんくらが意外に面白くて毎週観ています。

宮部センセーの小説はとにかく長い、ぼんくらもソロモンの偽証の3分の2ほどありましてこれをドラマにするのは大変だなあと思っていたらソロモンの偽証は映画化決定するし、それならぼんくらも10回の連ドラならなんとか収まるのではないかと。

ぼんくらを映像化するのは難しいだろうなあと思ったのは、同心井筒平四郎サマの甥っ子河内屋の弓之助ちゃんというのが鉄瓶長屋でおこる事件を解決するほどの聡明で絶世の美少年というこの役をやれる子がいるんだろうか?

顔だけじゃあなくていかにも賢そうなそんな子いるのかなあと思っていたらいたのですよ~。

そしてとんでもない記憶力のおでこちゃんこと三太郎もちゃんとおでこの子がいてこれなら大丈夫だと。

岸谷五郎さん演じる井筒平四郎サマもいい感じだし、原作をあまり変えていないところも(今のところは)良いです。

お江戸のどこにでもあるフツーの長屋であった鉄瓶長屋からだんだんと住人がいなくなる、知らない人が見たらよくあることで済まされる話でまだその裏になにが隠されているがまだ誰もそのことに気づいていない。

これから佳境に入っていくところでどんどん面白くなると思います。




「鷗外の怪談」

2014-11-08 23:22:56 | 芝居
森鷗外について何を知っているかと言いますと、お医者さんであること、学校で習った舞姫の作者は?とか試験問題ぐらいしか知りませんでした。

舞姫は鷗外がドイツに留学したときの経験をもとに書かれたとは知ってましたが、実際にちゃんと読んだのは二兎社さんの「鷗外の怪談」があると知ってからです。

舞姫を読みますと昔のかな遣いだし、文体も口語体ではないので読み進めるのが難しかったです。(@_@;)

舞台は明治43年から44年にかけての明治天皇を暗殺を計画したとの容疑で幸徳秋水など社会主義者、無政府主義者が検挙された大逆事件の頃のことです。

何か歴史の授業で習ったような~~。

でも歴史の授業って現代に近くなるほどサラッと進んだような、遣唐使や戦国時代にたっぷりと時間を使いすぎたようなと今となってはそんな気がいたします。
もっと勉強すればよかった。(しみじみ...)

鷗外さんは作家であり陸軍の軍医総監でありと両方の肩書きを聞いただけでひえ~~~っとなる超エリートだったんですね~~。

その鷗外さんのお家の中の様子と大逆事件とが複雑に入り混じった、でも嫁の姑の間であたふたと苦悩するところなどをコメディタッチで森家の様子は微笑ましいものでした。

嫁姑のバトルと言っても陰湿な感じはなくて互いに言いたいことは言う、鷗外さんもどっちの味方もしない、これは鷗外さんの処世術かもしれませんね。

大逆事件でもどっちの味方もせず、そういうスタンスを取っているような感じがいたしました。

大逆事件というのは政府が社会主義者、無政府主義者の運動を抑圧するために無理に検挙されたというので鷗外さんのお家になんとか彼らを助けられないかと弁護士の平出修さん、言論の自由が奪われると危機感をもつ永井荷風さんなど毎日訪れて家の問題と大逆事件とのことで鷗外さんの苦悩は増えるばかり。

思想だなんだという難しいことは私には??でしたが、誰が悪いとか間違ってるとかではなく、自分が正しいという道がそれぞれに違うのでみんな悩むのだろうなあと。

愛さんの芝居は今を描いているなあと思って観ております。

「こんばんは、父さん」のときは町工場の苦悩とバブルの時の華やかな時代が忘れられない世代、日本の景気の良い時代を知らず夢が持てなく現実的な若者。

「兄帰る」では正論を言っても結局数の多いほうが勝つのだという突出した人が生きにくい時代。
わが子をいじめから守るためには誇りを捨てて長いものに巻かれなくちゃいけないのかとか。

「鷗外の怪談」は言いたいこと、書きたいことが制限されるのではないかという危機感を感じられたので明治時代という設定で今の世の中を書かれたのかなあと感じました。

鷗外役の金田明夫さん、18歳年下の奥様に甘い鷗外さんを好演されてました。^^

鷗外さんのお母様の峰役で「俺のダンディズム」でマダムⅯのお店の美鈴さんを演じていた大方斐佐子さんを生で観れて嬉しかったです。

そして物販のスペースには永井愛さんがいらっしゃって、その凛としたお姿にこんなふうに素敵に年を取りたいと思いました。





来年の \(^o^)/

2014-11-06 23:22:47 | 佐々木蔵之介さん
今日家に帰ってきたら家族が「チケットが来てるよ~~。」と。

まず手を洗いまして~~それから開封。

ショーシャンクの空にのフライヤーと座席表などなど。

いつもは発売開始時刻は私は仕事中なので蔵友さんが私の分も一緒に申し込んくださいます。

その方のおかげでいつも良い席で観れます。(感謝です。^^)

今回はその日が仕事が休みだったので自分で申し込みました。

自分はあまりくじ運とか良いほうではないので自分で申し込むとこんなものかなあ~~と。

ちょっと遠くてセンターじゃないのが残念ですが、それでも生の舞台を見れるというのは魅力です。

オペラグラスで観ながらというのでも同じ空間に居るんだという体験は一度味わうとリピートしたくなります。

そして舞台きっかけで親しくさせていただいた方々とお会いできて、アフターでみなさんと舞台や蔵之介さんのことを熱く語り合うという幸せな時間を過ごせるのも楽しみです。^^

その日のために風邪などひかぬよう毎日を頑張らなくちゃ~とモチベーション上げていきます。o(^-^)ofight!!