祈りの幕が下りる時

東野圭吾著　講談社。

去年のクリスマスに書店で買いました。

年末年始は私事でなかなか全部読めなくてあれっ？前の話はどうだったかな？と戻って読んでまた読み進めてでやっと完読しました。

加賀恭一郎の日本橋シリーズの３部作といってもよいのではないでしょうか。

警視庁のバリバリの刑事である加賀恭一郎が日本橋署に移動となったのか原作よりテレビのドラマを観てそれが一番の謎でした。

西に住んでる私が訪れた日本橋は古き良き東京、というかお江戸の匂いが残っているような感じのするところで事件とは縁遠いところでありましたからここへ希望を出して移動してきたのか？

今まで謎のヴェールに包まれていた加賀恭一郎自身の謎が小菅のアパートで発見された女性の死体の事件ととともに明らかになっていきます。

日本橋三部作以外の作品でも加賀と父親の関係の複雑さがずっと描かれていました。

お互い憎いわけでもない、互いに尊重しあっているのに別々に暮らすことになった訳、それが事件と関係していたとは。

事件は日本橋で起きたわけではないのですがとても重要なポイントとなっておりました。

加賀恭一郎はここに来る運命であったのだなあと。

人間の愛で一番深い愛はなんなのだろうと考えさせられる話でここまで愛されたら幸せであるはずなのになぜ悲しいのだろうと。

これは絶対映画になるのかドラマになるのかわかりませんがされるであろうなあと思いました。

阿部寛さんふんする加賀恭一郎でぜひ観たいです。

悲しい真実をどんなふうに見つめるのか。

そして自分自身の謎にどのように決着をつけるのか。

今年もよろしくお願いいたします。m(__)m

遅くなりましたが皆様あけましておめでとうございます。

周りはお正月ですが私はいつもと変わらない毎日でした。

初詣も遅くなりましたが地元の氏神にお詣りに行ってきました。



お天気が良かったのでうちの子を連れて行きました。
神社の門松の葉牡丹が綺麗だったのでご機嫌です。

年賀状を書けてなくて慌てて書いてるし、「男子ごはん」はまだ「鯛の白ワイン蒸し」でパプリカ切ってるところを観て「手は猫の手!」とツッコミ入れながら観てます。

だんだんと「お正月だけど～ま、いいかなぁ～。」とグタグダになってきてるのでこれはダメだなぁと反省しております。

こんな風に私の2017年ははじまりました。

今年もよろしくお願いいたします。m(__)m