イノベーション普及理論(Diffusion of Innovation Theory)=通称イノベーター理論は、1962年にスタンフォード大学の社会学者エベレット・M・ロジャース教授(Rogers, E.M.)が提唱した理論である。
消費者層を5つに分類する。
イノベーター(Innovators, 革新者) 2.5%
アーリーアダプター(Early Adopters, 初期採用者) 13.5%
アーリーマジョリティ(Early Majoritiy, 前期追随者) 34%
レイトマジョリティ(Late Majority, 後期追随者) 34%
ラガード(Laggards, 遅滞者) 16%
この理論を学習した時、各層の定義に対して腑に落ちないものがありました。
特にラガードと位置づけた人に対しての説明のしかたが気になりました。
物を売るターゲットとしてのみ人を見るならそういう言い方になるのだな、と思いました。
「出遅れた」という先に、本当にいいものが続いているのか
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私は、要らないことを発見するのが好きです。
要らないものをたくさん知っている建築家のおじちゃんと話すのは面白いです。(関連:不便が便利に勝利する)
昔は、売りたい人達からの絶え間ないメッセージ、扇動に影響されて
スキンケア商品など要らないものを要ると思い込まされてデパートで買ったりしていました。
でも今は要らないものに振り回されることなく、要るものだけで生活することに充足の喜びを感じます。
建築家のおじちゃんは肌が艶々してきれいで、歯も丈夫できれいです。
保養先で出会ったおばあさんも、おしろいをしたみたいに肌がきれいでした。
彼女は「なにもしない、なにもつけない。水で洗うだけよ。」と言っていました。
それは本当です。彼女は肢体不自由者で、できないですから。
”〇〇が要る それをしないとこんなことになります” とまことしやかなメッセージが日本中に
溢れていますが、要らないことを自分で発見するのが好きです。
髪のドライヤーも、かけないと髪が傷むのは基礎知識として言われていることですが
私の場合は、しない方が髪がきれいにまとまって指通りもなめらかなことに最近気づきました。
必要なものだけ身の回りに置いて生活したいです。
しかし他の人には贅沢品でも、自分の人生にとって必要なものなら躊躇なく手に入れるべきだと思います。