端材や古材で木工②の続き。
家から撤去した古材で110cm幅の物置き机を作った。脚は大量に余っているひのき角材。今木材の値段が高くなっているらしい。
余った木材が大量にあるんだけど…
なるべくぐらぐらしないよう強度をつけるために、脚の取り付けの工程で長くて太い釘を打ち込んだ。(天板に直接脚を打ち込むのではなくて、間に挟む木板に打ち込み、その板を天板に打ち込む。)打ち方を失敗してやり直す時にバールで釘を抜くのは私には無理だから、失敗しないように打った。自分の手を鉄鎚で打って「痛い!!」と叫ぶシーンとか漫画過ぎやろうと思っていたら、本当に打つんよね…何度か打った。失敗しないように小刻みに打つからそこまで力入ってないけど。
小屋に大工さんが造りつけた棚にこの物置き机を置くとより格納しやすくなって、とてもいい。この小屋に来た年配者たちはみな、「うわぁ懐かしか~…」「子どもん頃、あった…」と感慨に耽けられるので、この小屋をもっと鑑賞しやすい農民歴史博物館にするのです。 (参照:小屋で聴くショパン 小屋の空間作り)
古いピアノ置けたら最高なんですけどね…
こういう照明だったらすごく合うなぁ
でも、これじゃあまり見えないね… 婆ちゃんの声が聴こえてきそう
「いっちょん見えん」って。
実用性重視の工業的な太いのがついている。
誰かから聞いたけど、日本では照明を明るくピカーっと照らすのが
いい暮らしの象徴、みたいな考えがあったって。だから煌々と室内を照らす。
ここら辺の田舎でも、よそのお家に夜行った時に、昼みたいに明るくするんだ
と感じたことがあります。
私は西欧式の灯し方が好きです。お座敷も部分照明を複数分散させて灯すと
怪談みたいに官能的な空間になると思います。 お盆
お年寄りは老眼もあるしピカーが好いとんしゃる。白くて眩しいっちゃん。
風情も陰翳礼讃もなかやんね。 ><
あと、砂糖も豊かさの象徴だから、だだ甘くするのを婆ちゃんは好んでいました。
また農家が糖分をたくさん欲しがるのは、栄養の面で当然らしいです。
本当にだだ甘かった…
後記:ずっと畑で農作業をしている人は、家の中に入ったら煌々と明るいのを好むの、わかる気がしました。家に帰って来た~という感じ。ないものを求めるっていうか。いつも明るいオフィスで働いている人は家に対しては逆の欲求をもったりします。