最近、秋の空気になって、バイオリンの曲が似合う季節になってきました。
私はバイオリンやチェロの音が大好きです。
オーボエには興味がなかったので自分から聴いたことがなかったですが、棚から手にとって聴いてみると
とても癒されるので好きになりました。
トラウマとリンクしていないので安心して聴けるというのもあります。
ホテルのロビーや、ホテルのレストランで食事している時とかに、オーボエ協奏曲がよく流れています。
穏やかで和みます。優雅で流麗なバイオリンとは違った温かみがあり、西洋の生活風景が浮かびます。
バロック後期のビバルディによるオーボエ協奏曲もとてもよかったです。子どもも好きのようです。
トラウマにリンクしていない曲=自分では好んで聴くことのなかった曲を余儀なくして聴くようになり、
新しく良いと思うものにこうして出会えました。(関連:回避行動による出会い)
モーツァルトのセレナード第10番 変ロ長調『グラン・パルティータ』(Gran Partita)もその1つです。
「13管楽器のためのセレナード」と呼ばれる、大合奏です。
秋は、管楽や弦楽の音がよく馴染んで似合います。
それと、やっぱりチャイコフスキーのバイオリン協奏曲ニ長調は秋の鉄板です。
様々な演奏家の盤を持ってる中で、私の愛聴盤は、サルヴァトーレ・アッカルド(V)、BBC交響楽団、サー・コリン・デイヴィス指揮による 1976年 Philipsの盤です。
主人公のバイオリニストになったつもりで、第3楽章最終部のクライマックスでエアバイオリンをして子どもと騒いでいます。