私が新品ではなく中古が好きな理由は色々あります。
値段が安い、その子自体との出会い(関連:1つしかない直接の存在 生の「体験」etc…)、
物語がある、誰かが要らないと言った物を引き受ける事に充実感がある …。
(関連:補い合いによる生産性② ブリコラージュ レヴィ=ストロース 想像力はたわしの向こうに 再び動き出す鼓動 認知的不協和② 補い合いによる生産性 物を大切に使う暮らし ドーパミンの不正入手 re:再びvolute:巡り来る② etc…)
強迫的にならずに済む。新品だと粗が気になる。
>中古だと、傷や汚れなどの粗があるのが当たり前だから、全然気にならなくて最初から受け容れられるから (参照:買い物の心得)
>私は、なにかを買う時わざと傷物を買うようにしています。安くなっているし、強迫的な気持ちから最初から解放されるからです。それは私が今回の件を受けて強迫症状が出てしまったからです。(参照:環境神話)
緊張しなくていい という事のよさについて。
新品を買うと、使う時に緊張してしまうし、傷がついたり汚れたりする事に神経質になってしまう。
その品物が ”何かを作る為や創意工夫をする為の道具”である場合、
この 緊張しなくていい という利点は、私にとって非常に物を言う。
私は家のインテリアをDIYしたり、中古で買ってきた完璧じゃない物を自分の好みに改良したり
するのだけど、その為の道具が中古品や拾い物の方が、新品よりも緊張せずにやれる。
誰かが使っていたせいで、角がとれて 馴染んでいる。
創作や創意工夫の作業は、その対象に対してかなり緊張しているのに
使う道具に対しても緊張するなら二重に大変。その道具を使っての作業が初めてだと特に。
でも道具が中古品や貰った物や拾った物であれば、それに対しての緊張からは
最初から解放され、軽い気持ちで使える。その方が作業は上手くいく。
緊張し過ぎずリラックスして取り組んだ方が、創造的な作業は捗(はかど)る。
これは私が強迫症状を持っているからで、他の人にはたいした違いはないのかも
知れないけど、強迫症状のある人には大きな違いが出ると思う。
さっきも、貰ってきた道具を使って初めての作業を1人でしたのだけど
気楽な気持ちで取り組めて、よかった。