極力物を買わないようにしていますが、
古い物が大好きで、蚤の市やアンティーク家具店で見て回ることが趣味です。
ああいう所では出会いもあります。ずっと気になっていた西洋輸入アンティーク家具屋さんに入ると
お金持ちしか買えないような金額でした。店員の女の子が私に話しかけてきて、
「私、買えないよ!><だから私に営業かけても無駄だよ」と思ってさりげなくふりほどいて見て回りました。
でも、彼女は空気を読まず私についてきて色々と解説をしたり、尋ねたりして話しかけます。
撒いているのに話しかけてくるので「この子、強い!」と感心しました。
話しているうちに、彼女は私に買わせようとしているのではなく
古い物が好きな人間の匂いを嗅ぎ分けて、出会いと親睦を楽しんでいるのだと気づきました。
彼女も、LED電球は家具としては使わないと言っていて、共感しました。
私たちは楽しい時間を過ごして、お友達になれました。何も買ってないけど…
中古店などで、価値をわかってない人がつけて格安で出ていたり、時代遅れでいけてないとして
誰も関心を示さないから、破格がついている上質な古い家具を見つけると無上の喜びを感じます。
(蚤の市とかだと、逆に付加価値をつけてきて、べらぼうに高値がついてたりします。)
ピアノとかでも、この現象はあります。
幻の名器としてその器種を探していて高値で買う人は全国にたくさん点在しているのに、地方の郊外の楽器店や
中古店で、売れないお荷物として埃被って永年居座っていることです。そういうのに燃えます>< 発掘って感じで…
自分の好みと違ったから買いませんでしたが、とても素晴らしい楽器でした。