人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

あっという間

2017年04月17日 | 日記

庭の桜が咲いたと思ったら

今日はもう花びらが

雨のように降り続けて

庭の土は花びらで埋め尽くされて

桜はもう「葉桜」の様子。

早い・・・

なんてあっけない!

庭の片隅に咲いていたチューリップも

ぽとぽとと花びらを落として

もい葉っぱだけでつん、と

立っています。

でも、次に

牡丹の蕾がふくらんできました

伸び放題のカラスノエンドウは

まだまだ元気?ですが・・・

ああ、あっけない

花たちの宴。

ムスカリ、という名前を

やっと思い出した今日

お前たちももうさよなら。

このように

時のうつろいのあまりにも早いのに

若い時はちっとも気づかず

老年になるにつれ

光陰矢の如し

という真理がわかった

のでした。

そうです

子供達には

時間は「存在」であって

「時間」ではないのですね。

「存在と時間」という

わけのわからない

哲学書を書いた

ハイデッガーさん

いかがですか?