人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

小さな満足でも

2018年04月03日 | 日記

田舎町の小さなライブハウスに行きました。

そこでは和気藹々とおじさんたちが

ギターをかき鳴らし

酒を飲み、ブルースを歌い

中島みゆきを歌い

あるおじさんなんかはキャパをはみ出る

すごい声量で延々歌うので

しまいに飽きてしまったけれど

おじさんたちはとても満足していて

この小さな和はなんだろうと

心に秘めつつ帰りました。

小さな場所だけれど

ここが彼らの「オアシス」ならば

そこにはきっとおいしい水が湧き出ているのでしょうね。

ドームやホールでは味わうことのできない

満足感が満ち溢れていたのでした。

とはいえ

私はここではただの門外漢

ただの見知らぬ客

ただのアウトサイダーでしたけどね。