田舎町の小さなライブハウスに行きました。
そこでは和気藹々とおじさんたちが
ギターをかき鳴らし
酒を飲み、ブルースを歌い
中島みゆきを歌い
あるおじさんなんかはキャパをはみ出る
すごい声量で延々歌うので
しまいに飽きてしまったけれど
おじさんたちはとても満足していて
この小さな和はなんだろうと
心に秘めつつ帰りました。
小さな場所だけれど
ここが彼らの「オアシス」ならば
そこにはきっとおいしい水が湧き出ているのでしょうね。
ドームやホールでは味わうことのできない
満足感が満ち溢れていたのでした。
とはいえ
私はここではただの門外漢
ただの見知らぬ客
ただのアウトサイダーでしたけどね。