人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

地方分権時代

2018年10月01日 | 日記

つくづく

江戸時代の藩制度はよかったなあと

思いますね。

例えば松江藩。

財政悪化の立て直しに

藩主が必死で産業を興しました。

それが今は「茶の湯文化」となっています。

佐賀藩の鍋島閑叟もそう。

中央幕府に反骨精神でもって自主独立を意図して

すごい軍需産業を興しました。

会津藩なんか

精神的な独自性は唯一無二でした。

というわけで

今は地方がどーんと一色

落ち込んでしまい

若者は「進学」という免罪符をもって

どんどん地方から消えていきます。

どこの田舎でもたいてい

昔の写真を見るといっぱい人がいて

にぎやかで、子供達は元気いっぱいの表情をしています。

貧しかったはずなのに

どうしてこんなに生き生きしいたのでしょう。

老婆は江戸時代の藩の頃がとてもよかった

のではないかと

思うのでした。