ある知人の話です。
彼女、怒り心頭に発して
妹夫婦を前に据えて
説教したのはいいとして
もう口達者なものですから
ぐーの音も出ないほどに
相手をとっちめていったんですね。
相手も多少の具合悪さがあったものだから
反論はできないにしても
もう、そのとっちめかたが
「一つ、逃げ口のドアを開けておく」
のではなく
室を締め切って
出口がないようにして
ぎゅーぎゅーやったのですね。
彼女のこれは
その昔の赤軍と言われた
学生グループのやりかた「総括」に
そっくりです。
こんなとっちめかたは
あとで聞いた私としては
夫婦に同情しました。
ときどきこんな人いますね。
知性ある叱りかたは
どこか一つ出口をあけておいてやる
のではないでしょうか・・・