桜始開(さくらはじめてひらく)
3月26日から30日頃。
桜前線がひたすら北上し、まさに日本中が
首を長くして今か今かと待ち焦がれた時の
到来です。
ただひたすら花が開くのを待つ、この一点に
人々の気持ちが集まり、不思議な高揚感が列島を
覆います。
お花見の計画も出そろい、あとは好天を祈るばかり。
(今年はこのような気持ちにはほど遠いですが、
日本がひとつになれば)
旬の魚は細魚
サヨリは字を細魚、針魚と書きますように体形が細長い魚で、下あごが特に長く伸びている魚(何故、伸びているのかの働きは分かっておりません)です。体表面の色調は背の青緑色と腹の銀色のコントラストが大変きれいな魚ですが、腹の内側の幕が真っ黒い色をしており、この色の変化で鮮度が分かります。因みに昔は腹黒い人の事を‘サヨリのような人’と表現したものです。旬は春3月から5月頃で、春告魚の仲間で、びっくりすると水面を飛び出して逃げ、姿を晦ますという技を持っております。トビウオもそうですね。分布域は北海道以南の日本列島の周囲沿岸から朝鮮半島沿岸、黄海まで広く分布しておりますが、琉球諸島や小笠原諸島には生息していないそうです。
旬の野菜浅葱
アサツキは冬の野菜で、夏になると地上部の葉は枯れ休眠する。この時期に球根部分を掘り起こして分球した後、植え付ける。
チャイブと比べると草丈が低く鱗茎があり、また味覚はチャイブのような青臭さは少ないが、やや辛味がある。数年を経過した球根からは直径が5mmを超える葉が出る事もある。
旬の食べ物海蘊
モズク(水雲、海蘊)は、褐藻綱・ナガマツモ目のうち、モズク科やナガマツモ科に属する海藻の総称。枝分かれのある糸状藻類である。漢字表記では「藻付く」とも。
日本ではモズク科の一種・Nemacystus decipiens に「モズク」(別名イトモズク)の和名が当てられるが、他にも多くの種類がある。
長さは数十cmほどもあるが、幅は1-数mmほどしかなく、各所で枝分かれする。表面には多糖類が分泌されており、手で触れるとぬめりがある。
おもに熱帯から温帯の浅い海に分布する。日本沿岸では冬から春にかけて、光が届く潮下帯の岩礁に生えるが、夏には他の海藻類と同様に枯れてしまう。ホンダワラなど他の褐藻類に付着することから「藻付く」という名がついたといわれる。オキナワモズクなどは褐藻ではなく石に直接付着する。
早く四季が感じられる、落ち着いた以前のように戻れますように!