今は仲冬 冬至 第六十六候 雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)
冬至(とうじ)
1年で一番昼が短く、夜の長いとき。
そしてこれを境に、少しずつ日脚が伸び、
春の訪れを待ちわびる人々の気持ち高鳴ります。
第六十六候 雪下出麦(ゆきわたりてむぎいずる)
お正月に当たるこの時期、一面の雪景色となる地方も
多いことでしょう。その厚い雪の下で、春を待つ麦は
もうひっそりと芽吹き始めているのです。
麦は環境適応性が大きく、全世界人口の約半数が食糧
としているとされています。
食用にされる品種は、中東の原産といわれ、基本的に
は秋に種をまいて、翌年の初夏に収穫する作物として
世界的に栽培されています。
旬のさかなは甘海老です
体長は12cmほどで、和名の通り全身がピンク色から赤橙色
をしている。「ナンバンエビ」という別名は、外見が赤く
熟した唐辛子の実(別名ナンバン)に似ることに由来する。
他のタラバエビ科のエビと比べると体や脚が細長く、
甲が柔らかい。額角は細長く、頭胸甲の1.5倍以上ある。
また、6つある腹節のうち、3番目の腹節の後半部に上向
きの小さな突起があり、腰が曲がっているように見える。
島根県以北の日本海沿岸から宮城県沖の太平洋、オホーツ
ク海、ベーリング海、カナダ西岸までの北太平洋に広く
分布する。日本海は生息の南限に当たります。
甲が柔らかく、身から離しやすい。生で食べると甘みがあり、
これが別名「アマエビ」の由来となっている。ただし捕獲
直後の極めて新鮮な状態よりも、多少時間が経過しないと
甘さは感じられない。これは死後の自己消化の過程でアミノ
酸が生成されるからであり、生きている状態や新鮮な状態
では含有量が少ないためとされている。基本的に、輸送時間
などを考慮すれば店頭で並んでいる時点で最も食べごろと
なっているのが通常であります。
旬のやさいは金柑です
果実は民間薬として咳や、のどの痛みに効果があるとされ、
金橘(きんきつ)という生薬名でいうこともある。
果皮にはヘスペリジン(ビタミンP)を多く含みます。
日本への渡来に関しては以下のような逸話がある。江戸時代
に清の商船が遠州灘沖で遭難し清水港に寄港した。その際に
船員が清水の人に砂糖漬けの金柑の実を送った。その中に
入っていた種を植えたところ、やがて実がなり、その実から
とった種が日本全国へ広まった。 しかしそれ以前から日本
に渡っていたという説もあります。
旬のやさいは慈姑です
日本へは平安初期に中国から伝来したという説、
16世紀に朝鮮半島より伝わったという説があります。
日本と中国では塊茎を食用とし、特に日本では「芽が出る」
縁起の良い食物として、煮物にしておせち料理で食べられる
習慣がある。塊茎は皮をむいて水にさらし、アクを抜いて
から調理する。シュウ酸を含むので、茹でこぼすのがよい。
ユリ根に似たほろ苦さがあり、煮物ではほっくりとした
食感が楽しめます。
広島県福山市(日本の生産量の8割を生産)が産地です。
日本語って綺麗で良いですよね!好きです!