Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

今まで書いたことのない事

2023-04-11 23:34:38 | つぶやき

 長年日記を記してきているから、過去に何を書いたか、などという記憶はない。したがって同じことを書いていることは多々ある。しかし、今日ここに書くことは今まで書いたことのないことと断言できる。

 今日も飯田線に乗って北上した。郡境域で乗るから、比較的駅と駅の間が長い。とはいえ、先日記した「意外な降車客」の駅までは、乗りこんだ駅から比較的近い。郡境域なのに意外に駅間の短い区間だ。したがって乗ってすぐに車掌が車内に回ってくることはない。わたしは常に後部に乗るから車掌が回り始めるとすぐに「手を上げる」客となるから、この最初の駅までの間に車掌がやってくることはないと承知している。もちろん車掌によってその対応は異なり、稀にこの短い区間でも車掌がやってきて切符を手にしたことは、長い経験の中で1,2回あった。ということで次の駅とその次の駅の間が長いので、おおかたはそこで切符を手に入れることになる。そこで車掌が来なければ、さらに次の区間、さらにそこでも来なければ、その次、またその次、と乗ってから4つ目の駅までには切符を手に入れていた。

 ところがだ、今日は4つ目の駅を過ぎても車掌が出てこない。繰り返すが最後部に乗っているから、車掌はすぐそこにいる。が、なかなか車内に回り始めない。「回るつもりがないのか」と思わせるほど電車が動いている間、最後部の運転席に身を置いている。結局5つ目の駅を過ぎてからようやく車内を回り始め、切符を手にすることができたが、乗ってからすでに20分以上経過していた。「いつくるのだろう」とじっと待っている者にとっては、この20分余はずいぶん長く感じる。というかすでに5つも駅を通過しているのだから、この間に下りる客がいたら降りる際に乗車賃を精算しなければならない。これをやるとけっこう時間を要し、通勤通学時間帯だからただでさえ電車が遅れがちなのに、より電車を遅らせることになる。「乗客対応で○○分遅れています」などという車内放送をするはめに・・・。ようはちゃんと車内で仕事をしていれば、電車を遅らせるリスクを負わないということになる。さすがに切符を手にするまでは落ち着かないため、何かをしようという気にはなれない。この時間はとってもきになる時間だった。長い飯田線経験の中でも、稀な対応であって、だからこそ「今までには書いたことのないこと」というわけである。


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