これまでにも大御食神社の獅子舞については何度となく触れてきている。最初にここの獅子舞を訪れたのが昭和61年である。繰り返すが昭和61年時には、まだまだ祭典は日が定められて行われたところが多く、大御食神社は9月21日が祭典日であった。この年は福岡が年番だった。したがって、昼間に撮影したものは、地元福岡でのもの。下伊那における練獅子を見ていたが、大御食神社のものを見て、その大掛かりさは圧巻だった。大獅子で知られる飯田市大宮神社の東野の獅子舞も人を要すが、付属する出演者の多さは、もしかしたら全国一なのではないだろうか。それほど大勢の練りが見られる。もちろんこのこともこれまで触れてきた通り。そして年番によって獅子舞の様子が異なるのも大御食神社の特徴である。もちろん地元で練られる際の獅子頭は地元独自のもので、幌の柄も年番ごと違うようだ。
大御食神社獅子舞(昭和61年9月21日撮影)
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