今日もまた、午前中の催しに参加した後、電話による投票依頼のため伊那まで足を伸ばした。「鍵を開けておいて欲しい」、そう伝達していたのに、小さな選挙事務所には鍵が掛かっていた。30分ほど前まで、同じく投票依頼のため別の出先に勤める同僚が依頼作業をしていて、わたしが訪れた際には「鍵をそのまませずに開けておいてほしい」と確かに伝えたはずなのに、見事に鍵が掛かっていた。「まさか」と思うこともあって、鍵を借りておいて「良かった」とホッとした。でなければ、わたしは事務所に入れず、投票依頼にはるばる伊那まで行ったのも「無駄足」となっていたところ。「やつならこういうこともありえる」と疑ってかかったのは正しかった。なぜ伝えたのに「ちゃんと理解できないのか」などと問いただす必要もない。「こういうやつがいる」と納得せざるをえないほど、彼の日常の行動には疑念を抱いていた。
さて、今日電話をしたのは業務上かかわることがよくある関係会社から紹介された方々。もともとこの会社には優先的に支援されている候補があることは承知している。しかしながらこちらの依頼に快く多くの方を紹介していただいているが、本音のところはわたしたちの候補を「そうですか」と容易に押してはくれない。したがってなかなか手ごわいことは承知している。同様の関係会社の方々の場合、過去の電話依頼でも「電話をすぐに切られる」「文句を言われる」「違う人に入れます」「誰の紹介なのか」などなど迷惑電話のように対応されることは当たり前のようにあった。これが電話依頼に抵抗感を与える要因である。そうでなくとも、選挙にかかわる電話は「迷惑に思われる」。「そこまで言わなくても」と思うようなことを電話の先で言われても、こちらは「謝るのみ」。これほど上下関係がはっきりしているケースに、好き好んで立ち入りたくない。
加えてauの通信障害だ。今は携帯電話の番号を後援会名簿に記入される方が多い。わが社にも会社専用の携帯を所持する部署があるが、9割以上の社員は自前の携帯を仕事に利用する。しかし、会社から支給される携帯を利用している人たちは多い。名簿に添って電話を掛けていると、上6桁が同じ携帯番号の人たちがずらりと並ぶ。それを見ただけで、同一系統、ようは同じ会社の番号なのだろうと想像できる。そして、その番号で今日電話が通じた人は、一人もいなかった。不通ではなく呼び出しをするケース、まったく通じないケース、さまざまだが、それがauの通信障害に関わるものなのかまったくわからない。あまりのひどさに、途中で諦めて今回も知人、友人に電話を掛けようとトライするが、やはり携帯には掛かりづらい。まさかこの時勢に「通信障害とは…」、そう思っている人たちも多いのだろう。もちろんわたしの携帯も通じない。ということで携帯への通話は思うようにならない。
一歩間違えれば事務所にも入れなかった状況だったが、かろうじて始めた電話戦術も、まさに「空回り」といったところで、これもまた「残念な1日」となった。
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