Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

5年前と同じ仕事が処理できない

2024-12-30 23:40:51 | つぶやき

 12月はすっかり空白だらけとなった。マジに忙しかった、仕事が…。定年したあとの再雇用の人間がこんなに忙しく仕事をしてはいけない、と思うのだが、長年わたしが担ってきた仕事は、思い入れもあるが、ほかの人に委ねたら必要日数が何倍にもなってしまう。けして私でなければならない仕事ではないが、継続してきたからわたしが担当になっていた仕事。したがって間に合わないからといった時点でほかの人に仕事を手伝ってもらっても予定の日数では納まらなくなってしまう。わかっていればそういうこともできただろうが、忙しくなってからそうした配分を考えても、もう遅いのである。

 そもそも12月末まではと考えられていた物件は、5年前にも同じ作業をした物件。その際には12月の10日ころから現場に入って4日ほど調査をして、それから月末までにまとめていた。今回もほぼ同じころから現場に入って計画書にまとめたのだが、5年前と同じような流れで処理できなかった。当時はほかの事務仕事も担っていたから大変だったと思うのだが、今はその事務仕事が無い分、「なんとかなるだろう」と思っていたのが間違いだった。もちろん年老いて処理能力が落ちたとも言えるのだろうが、それにしても5年前との違いは何か、と床に入っては考えた。「いよいよか…」などとも思ったが、5年前のデータを紐解いていて気がついたのは、当時も最後にまとめた計画書の中の補足的な資料は、ファイルにして4つほどあり、保存日時が早いもので12月30日、ほかに1月1日午後5時というものがひとつ、さらに最後にまとめたと思われるデータは1月3日の午後3時となっていた。当時も年末年始に最後のまとめをしていたようだ。もちろんこの計画書のヒアリングは年内に行われていて、その際にはそれら資料は添付していなかったのだろう。ということで少し安堵。確かに処理能力が落ちていることに変わりはないが、それほど落差が無いことに気がついてホッとしたところだ。今回は年内にとりあえずデータは出来上がった。当時何をいつやっていたのか、と振り返ろうとしたが、当時もいっぱいいっぱいだったようで、記録簿には年末年始のことが何も書かれていない。でも、過去日記を紐解くと毎日記されていた。まだ余裕があったのか…。

 5年前の年末に「平成31年を振り返る」を記している。やはり今と違って内容の濃いものを記していて、暇になったはずの今の自分と対比しながら「これではいけない」と反省している。そこに書かれている日記を見て、また気づいた。そこには〝今年末唯一の「忘年会」〟とあるが、今年のわたしには「忘年会」ただのひとつも無かった。友人との忘年会も予定していたが、仕事を理由に延期したほど…。


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