テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



マトリョミンは(イーサウェーブなどの2本アンテナ)テルミンと違って、右手が狙う方向が体の中心部にあるせいか、演奏時に手首が地面と垂直に近くなっている方が多いように思う。

テルミン式の指使い(テルミン学習帳参照)でマトリョミンを演奏する場合は、少し意識して手首を地面に平行に近いところまで、せめてななめ45度の角度くらいまでは戻してみたほうがよい。
手の甲がななめ45度や地面に垂直に近くなってしまっているのはよい。問題としているのは手首の関節部分。

マトリョミンにおいてもテルミン式での演奏の肝は手首の使い方に負う部分が大きいので、うまく手首が使える(ピッチ軌道上での前後の動きになる)ようにしておきたい。それが上に書いた意味で、手首が横方向に動いてもピッチ軌道上(マトリョミニンに対して前後方向)の動きになりずらく、結果、指先だけでの(指の動きのみに頼る)演奏になりがちだからである。

文章に書くと、わかりずらいかもしれないが、最近それを矯正しようと何人かの生徒さんに同じようなことを言ってきたので、少し理屈も含めて整理してみた。

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