テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



では、マトリョミン演奏において避けて通れないグリッサンドアップと
ダウンについてです。

本来楽譜にはなくても、マトリョミンの場合は少なくとも曲の入りの部分と
終わりのところで、必ずグリッサンドアップとダウンが必要となります。
これは楽譜にないものなのですが、マトリョミンで演奏する場合は音楽の
一部としての意識を持つべきだと思います。

とにかく曲の音の出だしでピッチが合って、タイミングが合っていればいい
というものではなく、曲想に応じてゆっくり入るのか、比較的短時間で入る
のか考えます。曲や間奏などの長いお休みのときのグリッサンドダウンも
同じようにどのように下がっていくのか、神経を使うべきです。
楽譜に音符♪が書いてある部分だけでなく、最後の音符が終わっても、
マトリョミンの音が完全に消えるまで、どのくらいの長さでグリッサンドダウン
すべきか、曲に合わせて神経を使って「グリッサンドダウンも音楽のうち」
との意識で演奏しましょう。

合奏において肝心なことはリーダーの意思、考え方により、上述のグリッサンド
アップやダウンのタイミングを揃えることで、自分で考えていたタイミングと
異なる場合でもひとりよがりにならず、リーダーの指示(=考え方、音楽性)
に合わせましょう。どのように入るべきか、下がるべきか、わかりにくいところ
についてはそれぞれの教室の先生方から指示があるはずです。個人参加の方
は、まずはご自身でしっかり考えておいて、練習会のときに確認しておくと
いいでしょう。自分のいつものタイミングと違っていた場合はメモが必要です。

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