先日、生まれて初めて新宿のゴールデン街でお酒を飲みました。
最近のゴールデン街は昔のように危ない雰囲気はないとのことですが、
一歩足を踏み入れただけで、そこは「異界」という不思議な感覚に
包まれます。
行ったお店は高校時代の同級生が一日店長をやるということで誘われた
バーですが、2階にあるお店で、1階にある入口のドアは幅が60センチほど
しかなく、そのドアを開けてすぐに梯子のような階段を上るのですが、
その階段もドアより若干狭い左右の間隔で、ものすごく太った方は
おそらく体を両側の壁にこすりながらでないと登れないのではないかと
思うほどでした。
お店はカウンターが4席、窓際にあと3席くらいの広さです。
ビアカクテルがお勧めとの店長の言に従い、「ビールにラム」を作って
もらいました。
ショットグラスにラムを入れたものをグラスごと、ビールを注いだグラス
に上からポトンと落とします。
店長は「以前何かの映画でみた」ので、「やってみたかった」そうですが、
今回が初めてだったそうです。実験だったようですが、とりあえず成功して
よかった。
どうやらこの方法だと、ステアしなくてもうまくビールに濃いお酒が
混じって、ビールの炭酸もあまり抜けなくていいのだろうと思いました。
この店で待ち合わせていた別の同級生と並んで与太話をしていると、
ふとしたきっかけで高校時代の失恋話などを出されて今になってもなおも
赤面し、甘酸っぱい思いがこみ上げてきた夜でした。
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