マトリョミンを演奏する時はマトリョミンの後頭部を見ている、または楽譜を見ている。なので、あまり自分の目線に困ったことはない。
テルミンを家や教室で練習するときも、楽譜を見ていることが多く、あまり困らない。しかし、楽譜を置かない演奏会場では結構目線の置きどころに困ることがある。空中の一点を凝視するような感じがいいのだろうが、ややうつむき加減になってしまう私の姿勢だと、目線がお客さんの目と合ってしまってつらいことが往々にしてある。
また、強く緊張しているときなど、意図していたりしなかったりだが、ピッチアンテナを見ながら演奏することも多く、そのピッチアンテナの延長線上に知り合いのお客さんがたまたまいたりして、これまた緊張してしまうこともある。
見ているようで見ていないような感じで空中の一点を見つめる、というふうにしたいものだ。
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