役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

計画停電、エコロジー、地球の温暖化対策・・・どうなる・・・

2011年03月24日 23時28分59秒 | Weblog
地震が起こるまでは、
世の中エコロジーブームで
二酸化炭素削減へのニュースが
毎日飛び交っていました。
ところで
二酸化炭素が
本当に地球の温暖化の原因になっていると
誰も疑うことなく話は進んでいますが
本当に二酸化炭素が原因なのでしょうか?
そもそも
温暖化が起こる原因は他にあるのでは?
また、
温暖化が原因で
本当に地球を破滅に向かうのでしょうか・・・。
まぁ、
世の中の報道を信じるとして
今のエコロジーブームを静観することにします。

雑誌を観ていてもエコブーム・・・。
自動車もエコブームに乗り、
ハイブリッドや
電気自動車にシフトして行くような感じでした。

確か、
政府も日本国内における
二酸化炭素を含む温室効果ガスの削減目標を
6%程度以上とし
2012年までの間に達成することを
目標としていたようです。

今、改めてこのことを考えると
電気が有って当たり前という
まるで空気のごとく考えられていた感が有ります。

そして、現在
日本列島は大きな地震災害に遭遇し
今までの有って当たり前の電気が
思うように使用できず電力不足に陥っている。
今までの
すべての当たり前の概念を
再構築しなければならない時期に
来ているのかもしれません。

人は
万物の霊長では無く、
すべて自然を支配したと傍若無人な考えを捨て、
大自然の中では、
単なる生物の一つで
大自然の莫大な力の前には
なす術がない・・・
そういうことを
理解しなければならないのかもしれません。

地震が起こる前の東京電力の電力供給源分布は
水力 15%
火力 50%
原子力30%
風力他 5%となっていました。
30%の原子力発電所は
福島第一、第二、柏崎の3か所。

供給量を単純に三等分してみると
柏崎が稼働しているので
全体の20%が機能していないと考えられる。

これだけ大きな事故が起こったため
第二原発の復帰は無理でしょう。
津波を受けた第一も県民感情から
稼働は無理でしょう。
となると
今までの供給量の20%が
今後ずっと電力不足になるわけで・・・。

今までの地球温暖化対策を考えれば
新しい火力発電所を建設すること
または休眠状態の火力発電所を復活させることも
なかなか難しいでしょう。

関東一円で
計画停電が現行のまま続くと
必ず近いうちに民衆の不満が爆発すると思います。

結局、
エコロジーにしても地球温暖化対策にしても
平和な日常が有ってこその政策であり
復興の前には
足かせにしかならない気がします。

50Hzと60Hzの変電施設を増築するか
原発を我慢するか
または、
発想を変えて
太陽光増幅発電システムとか
電力恒久的保存電池とか
何か新しい発電方法と保存方法を発明するとか・・・
何か新しいことをしなければ
現状では
エコや地球温暖化対策は
日本ではタブーになってしまいそうです。

一方、
直近の数カ月は
計画停電が
現状の通り行われるようです。
なにやら
5グループを更にこまめに分けて
3時間停電させるようです。

私はこの方法が
間違えた方向に向かっているような気がします。

何故なら
3時間でなく
日単位の方が結局は経済活動にとって
プラスになると考えるからです。

例えば
昼間の3時間だけ停電するなら
企業も商店も多くは早めの休業になるでしょう。
中途半端な稼働では
効率が悪く経営を圧迫しかねない状況が
出てくるかもしれません。

日単位なら
休みを移動させればいいわけで
土曜日、休日が休業という概念を捨て
停電日を休業に出来るのです。
月曜日と金曜日が停電なら
月、金を休みにし、
他の5日を就業日に変更すればいいと思うのです。

民衆も日単位の停電なら
その日は家が停電なので
停電していない場所に移動することもできるわけで。

東京電力は
今後、
莫大な賠償金と補償を強いられるのですから
早く経済が流れるようにしないと
本当に潰れるかもしれません。

毎日いつ停電するのか
間際にならないとわからない日常を
民衆が我慢できるのはあと数週間です。

予定が立たない経済活動の未来は有りません。

政府も東電の言いなりになってないで
早く決断しないと
もう2週間です。
民衆が無策で我慢できるのは
本当は5日程度なのです。

。。。。

関西でも余波か・・・、物価高懸念・・・。

2011年03月24日 16時21分15秒 | Weblog
昨日、京都の1号線のいつも行くスタンドに
給油に行きました。
ガソリンが無くなったからと入れていると
びっくり。
前回入れた時が1ℓ132円だった。
今日は152円だった。
前々回が128円だった事を考えると
ものすごい値上げです・・・。

今日も
今食べる食料品をイオンに買いに行ったら
ペットのお水と
お米が棚からほとんど無くなってました。
これも驚きです。

関東では、
一部の商品に偏って物不足に拍車が掛かっている現状。
その余波か・・・
関西にも浸透してきているような感じです。

ネットニュースでは
関東一円で小売商店が物不足で開店できず
消費の自粛も原因で
連鎖的に危機に陥っているなど報道されています。
また、
日銀が資金供給を連日増やして
円高を抑制しようと必死です。

なにやら、これらの不安な状況が
今後 更に不安を煽り・・・
民衆が更に不安になることがあるのではと
少々心配になって来ました。

枝野官房長官も
毎日不眠不休で頑張っているのは
わかります。

テレビでも必死になって
民衆の不安解消にがんばっている局もあります。

ただ、
あまりにも「買占めを止めて冷静な対応を・・・」
という言葉が連呼されるので
買い占めて・・・?
冷静な対応って?
・・・何?
そんな疑問も生まれるのではないでしょうか。

買い占めるつもりがなくても
「買い占めを止めて冷静な対応を・・・」と連呼され
心情的に
商品が無くなって行く不安を
多くの人が持つのではないでしょうか。

ものが豊富にある日常が
当たり前であり
いらないものでも買ってしまうことが日常で、
使えるのに捨てることが普通になってる
そんな都会の現代人にとって
「ものを多目に買う」ことが
買占めになるとは
あまり思わないのではないでしょうか。

不安を与える・・・
これが一番の問題なのではないでしょうか。

今まで行政は
信じたいけど信じられない行為を
いっぱいやって来たことが
その不安を助長してきているようにも思います。
例えば
薬害エイズ訴訟しかり、
肝炎訴訟しかり、
アスベスト公害訴訟しかりです。
その時は安全と言っておきながら、
人体に悪影響が現われ死者が出てから
被害者側がそれを証明して
初めて非を認めるという図式。

今回も
その始まりではと
誰もが疑念を抱いているのでは・・・

それが根底にあり
大きな不安になっているようにも思うのです。

前のブログにも書きましたが
本当は
今こそ行政を信用しなければならないのですが・・・。

そんな不安を解決するひとつの方法に
その先にある「希望の光」が見えるなにか
を与えることだと思います。
希望の光が見えれば、
きっと不安も減少するはずです。

例えば、
今回の東京の金町上水所での
水道水被ばく線量暫定規制値超越問題。

「乳児の摂取を止めてほしい、
 しかし、飲んでも大丈夫・・・」

始めに報道で聞いた時は
意味がわからなかった。

止めてほしいのに大丈夫って?

程度が分からなかったので
こういった疑問も生まれたわけですが
実際に乳児を持つ親は
気が気でなかったでしょう。

いつも思うのですが・・・

こういった緊急でない報道のとき
「安全な水を1人1.5ℓ
 臨時に役所窓口で
 9時から当分の間
 毎日支援していますから安心してください。
 店頭でも一時は無くなりますが
 1週間ほどでもとに戻りますので大丈夫です」と
中止報道と同時にこういった報道のできる体制を整えてから
言ってもらえないでしょうか・・・。

そういったことの裏付けを取材して報道することが
アンカーの役目ではないでしょうか。

この場合での希望の光は、
買占めが起こることを想定して
「安全な水の配布を
 どこで、いつから、どのくらいの期間、
 どのくらいの量を配布するかの情報と
 そして、店頭でいつごろ普段の状態に戻るかの情報」
を与えることだと思うのです。

「緊急のニュースが入って来ました」
ニュースの中でキャスターが
この言葉を発するだけでも
今は「どきっ」とするのです。

確かに
マスコミ側も大変なのはわかります。
原発の報道で出てくる新しい言葉や
見えない先行きと会社としての方針と
報道に携わる個人としてのギャップもあるでしょう。
グレイ、ベクレル、シーボルトなど
初めて見る単位も出てきて
アナウンサーも「ベクトル」とか誤ったまま報道するし・・・
その混乱ぶりは観ていてわかります。

多くの人の情報源だからこそ
なんでもかんでも
緊急で流すのでは無く、
他局に負けるなでは無く、
慎重性を重視してほしいと思うのです。

日本初の大規模災害、想定外の大被害と
報道するのならば、
前例無しの報道体制、
慣例無しの報道方法を実践してほしいものです。

この不安が今後何カ月単位で続くと
物価が心配です。
何もかも値が上がって
貨幣価値が下がってしまわないか心配です。

そんなことを言っている私も
不安を煽るようなことを書いています。
いかんなぁ~・・・


。。。。