役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

お昼に河川敷でお弁当・・・ホウライ橋を渡る

2011年03月29日 23時03分18秒 | Weblog
今日は関東地方で
計画停電無しとのこと。

関東に向かうことにしました。

大垣駅9時11分発の新快速豊橋行きに乗車
途中昨日乗った9時10分発の樽見鉄道を追い越し


揖斐川橋梁へ


列車は穂積、西岐阜、岐阜と停車し、東へ

岡崎を過ぎると田園風景が広がり


豊橋で浜松行きに接続
新居町あたりで新幹線と並走

浜名湖を超え

浜松から興津行きに乗り換え・・・更に東へ

確か、このくらいの時間に前にも乗ったことがあったのですが
その時は3両編成だったような・・・
定刻11時29分発車


浜松駅構内をゆっくり走行

列車は天竜川を過ぎ


豊田町、磐田をすぎ

掛川、菊川を過ぎ


大井川を渡り



12時13分島田駅に到着。


ここで昼食にと下車したら・・・
計画停電が無くても
関東地方の鉄道は本数を減らして運転されていました。

とりあえず昼食・・・・

駅前に出て


先を進み



15分ほど行ったところにあるアピタ


天神屋でお弁当を買いに行きました。

天気が良いので
大井川の河原でお弁当と思い

土手に上がると・・・

「蓬莱橋」

以前もこの場所で
弁当を食べたのに気が付かなかった・・・。

とりあえずお弁当食べながら橋を見学・・・

暖かいから眠くなりました・・・

やっぱり気になるので
今日は渡ってみることにしました。

遠くに料金所があるのを確認し

まず橋の下から見学


土手に上がり

料金所へ

1回100円

蓬莱橋



結構距離が有る感じ・・・

親切にも真ん中の文字が

行きは8分ほどかかりました。


終点の対岸から

料金所は1か所

帰りはゆっくりと風景を観ながら

簡素なつくりをみると流れ橋のようです。

こういった流れ橋は
今後の地震復興のヒントになるかもしれません・・・
ひとり思いにふけっているのでした・・・

川の上は結構冷たい風が吹いていました。


往復20分程度で楽しめました。

島田駅に戻り・・・

列車の本数が減っているので
関東行きは止めました。
東海道線の静岡地域の島田あたりは
普段は1時間に3本ある。
どうも1本づつ間引き運転しているようで
40分に1本の運転になっているようでした。

ホームに降りて列車を待っていると
来たのは6両編成。
もしかして普段は3両で運転している列車を
2本繋いで6両で運転しているのでは・・・
そんな感覚に襲われました。
素人考えなのですが、
運転間隔を開けても
列車の運転車両数が同じなら
電力消費は同じでは・・・
そんな疑問を抱きながら
浜松に向かうのでした。

さっき渡った大井川


金谷の市街地

金谷駅で近鉄特急を見て


茶畑の広がる丘陵地帯を走行

愛野駅近くの新幹線並走区間


愛野駅を発車・・・

睡魔に襲われウトウト・・・

天竜川を渡る手前で急に停車してしまいました。


安全確認のため停車しますとアナウンスも
何故安全確認する必要があるのか説明することも無く・・・

窓の外を見ると
警察車両が見え
何か事件のようでしばらく眺めていると・・・

反対側の車窓からトラックが見えます。

警官が鉄道ガーター橋を見ていました。

トラックの前にクレーン車が見えました。

上り列車も立ち往生

停車して4分経過

どうやらガーター橋に
トラックかクレーン車が接触したようでした。

運転指令所と連絡をしきりに取っている運転手。
その間アナウンスは無く・・・・

6両編成で空いている車内もざわざわし始めました。

停車から5分少々・・・
徐行で発車しました。

「線路の安全確認していました」
アナウンスはこれだけでした。


徐行


5分遅れで浜松駅に
「4分遅れで・・・」アナウンスはそうでした。

駅の放送で事故の詳細を知りました。
以降の列車はかなり遅れるとのことでした。

遠鉄百貨店でうなぎパイVSOPを購入
豊橋に向けて列車に乗り込みました。

浜名湖

新居町に停車中ドクターイエローを目撃

豊橋駅に到着

接続の新快速に乗り

三河三谷あたり


名古屋に到着・・・

新聞を購入しベンチで見ていると
福島原発がかなりやばいことになっている・・・

東京電力の記者会見が二転三転し
訂正が頻発し混乱しているとのこと・・・

信じていたのに
なにか裏切られた感じがしました。

例外的事項で
対処に不手際があることは
多少はしかたのないことだとは思います。
が、しかしです、
原子力工学の専門家が集まった集団だと思っていた東電、
原子力委員会しかり国しかり
綿密に連絡を取り合っていると思っていました。
万全の対処をしていると思っていました。

記者会見の数値は全国民に伝えられるわけで
訂正が頻発すると
すべてが疑心暗鬼に陥る可能性がある。
自然界に存在しない量で目に見えない放射線の恐怖は
過剰に反応をするなと言っても無理です。
20日経っても日々一喜一憂するこの現状。
報道の情報番組も言っていることが評論家によってばらばら。
マスコミが混乱に拍車を掛け
不安と疑心暗鬼が頂点に達しているように見えます。

不思議に思うことは
東電は日本最先端の有能な専門家が集まっていると聞きます。
なのにこの混乱した状態って・・・
一体何なのでしょうか・・・。

まさか
机上の理論ばかりが優先する
頭でっかちで現場を知らない学者が集まっていて
危機管理は出来ていなかったのでは・・・
そう思ってしまいます。

そんな人たちが原発を動かしていたのなら
福島原発のこの危機の終息は
年単位でしか終息しない可能性がある。

彼らにとっては
危険な原発が
原子力工学の研究題材でしかなかったような
そんな気がします。
周辺住民にとって
こんな人たちに任せていたと考えると
今後の原発問題は、
国民投票に発展するくらいの議論と
賛否採決が必要かもしれません。

しかし、現行を考えると
一刻も早い解決策の立案と
見通しの報道が必要なのに
不可能な状態・・・・。

政府の中にも
「神のみぞ知る」と発言していることを考慮すると
これからもっとひどくなる現状・・・
加えて
東電が発表する
国民の必要とする情報は、
そんな人たちの
そこからしか手に入らないということを考えれば
11日に起こった災害から
当初の混乱状態の20日頃までの情報も
もしかしたら
都合の悪いことを隠しているか
訂正が必要なこともあるのではないでしょうか。

もしかしたら
海洋汚染や土壌汚染が深刻な状態で
原発から30kmの範囲内はもう・・・
「人が住めない」
と結果が出ているのではないでしょうか・・・。

「神のみぞ知る」
副大臣のこの発言は、
政府内の思惑が
つい口が滑って出たもののように思います。

ふと我に返ると・・・

今大事なことは何か・・・。

誰かの責任や不手際を追及するために
大切な時間を無駄にしてはいけないということ。

経験から
今まではこうだったとか
あの時はこうして対処し成功したとか
通説や経験則が通用しないと認識し
現状を見極め
新しい理論・創造・政策・体制などが必要ということ。

過去の成功体験が邪魔になることも有るということ。

これらを分かっていても
悲観的に考えてしまう・・・。

名古屋の駅のベンチで
失望に襲われている自分に対し
悲観的な感傷家の自分に対しても
失望するのでした。

。。。。。