一切群生

この命尽きるとき・・・

どのような状態で死を迎えるか分かりませんね。
苦しむのか・・・
痛い、痛いと言いながら・・・
安らかに・・・

苦しむのは嫌だなぁ～

でも、この命尽きる時ほんの少し力があれば
大切な人に、何か言い残して死んでいくでしょうね・・・

あるご門徒のお爺さんは、孫３人の１人１人の手を取り
「がんばれ」
と残されご往生されたとか・・・

その言葉の中に、
一人じゃないよ、わたしがいる。
わたしがずっと支え続けてあげるから・・・
共に生きよう・・・
大切に生きよう・・・

その思いに出会えると
苦しきなかでも一歩踏み込んでいけるのでは・・・

何かを勝ち取るようなイメージの言葉ではあるが
その言葉の中に「共にある」と聞かせて頂くと
ものすごく優しい言葉に聞かせて頂く・・・

一人じゃ崩れる私を
照らし出して下さるのですね。

私もそう言うだろうなぁ～
そんな一瞬があればいいけど・・・

今、言っとこう・・・