月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

七月之風

2011年07月31日 21時51分55秒 | 仏々相念(住職日記)

補導にもかかわらず・・・

 

七月も終わりですね。

いよいよ明日からお盆月になります。

坊守と力合わせて大切にお参りさせていただきます。

 

今日は、校区にある神社の祭りでした。

丁度私の補導巡回日となり行ってきました。

どの子どもたちも楽しそうに友だちと話したり氷を食べたりしています。

別に補導するような子どももおらず、腰のしんどさに座るところを探せどありません。

腰を擦り擦りボサ~っと立っていると気持ちほどの花火が打ち上げられます。

丁度、立っていた場所が良くて補導そっちのけでわざわざ来ていた方々を背中に最前列で見ていました。

さぞ、大きな顔が邪魔になっていたことでしょうね・・・

 

花火、やっぱりいいですね!


代車活躍

2011年07月31日 21時27分52秒 | 仏々相念(住職日記)

お~・・・

 

ニコニコの代車に坊守が乗って帰った車「ラパン」です。

私は、嫌いじゃない車です。

軽4でもワゴンタイプが売れ筋の中、乗用車ライクの中ではかなり売れている車ではないでしょうか・・・

擦違う車でラパンに出会わない日はないと思うくらいよく見ます。

 

クラッシックぽいところがウケテいるのでしょうか・・・

カクカクとしたボディーはフロントの見切りもいいしもの凄く乗り易い。

一見古そうに演出している運転席周りも充実装備。

メーターの中には車の情報が分かる窓もあり、ボタン一つでタコメーター、燃費・・・

この車はグレード的にはベーシック車だと思うのですが十分です・・・

 

この色・・・娘の好きな色なのです。

免許持っていたら喜んで乗るのにな~って思ったことです。

 

でも、やっぱりこういった今の車に乗せてもらうにつけニコニコが恋しくなるのです。

跳ねまわる乗り味も一見したとおりチープな室内もやっぱりいいのです。

シートは擦り減り腰が悪い私は腰当てを挟まなければ耐えられなくなっているのですが、いいのです・・・やっぱり。

我が家の家族会議は即決です、「修理して乗れるのであれば乗ろう!」ということになりました。

 

ウチにはなくてはならない車です、ニコニコさん!

どのようになっているのやら・・・


唯一無二

2011年07月31日 21時00分04秒 | 仏々相念(住職日記)

どうして命は・・・

 

この季節になると「夏休み子ども相談室」がラジオで放送されます。

結構好きでご縁に向かいながら車の中で聞いたりします。

「なるほど~・・・さぁ、どう答える・・・」って子どもの純粋な質問を聞きながら唸らせられ、答えを考える先生方を案じてしまいます。

答えを聞きながら、「うまいよな~・・・」

今一の時には、「それじゃ、難しいやろ・・・」って評論家よろしく、ブツブツいってしまうのです。

でも、いつも思うのです、難しい言葉って平気で使っているよな~・・・

自分のこととして、当然のように使っている仏さまの言葉は、初めて聞いてくださる方には難しいのですね。

 

「命はなぜ一つなんですか?」「なるほど・・・」

テレビゲームでは、死んだ命はボタン一つで蘇ります。

フッと思ったのかも知れませんね・・・なんで一つなんやろ・・・

難しくて私には答えることができません。

 

生きとし生けるものすべてに一つの命。

でも、その一つの命は一つ一つの細胞が集まってできているんですよね。

もっと広い眼で見てごらん・・・世界という命は一つだけど皆、み~んなが集まって一つになっているんだよね。

「なるほどな~・・・」

 

命は一つだけれども、一つじゃない・・・

みんなに支えられて生かされる命。

私の命であるけれども私だけの命ではない・・・

この命生かさんがために、多くの、多くの、多くの・・・命が支えて下さっていました。

 

今日一日を大切に生き抜かせていただきませんか・・・


愛車之煙

2011年07月30日 19時42分36秒 | 仏々相念(住職日記)

ニコニコが・・・

 

今日は、坊守がニコニコに乗って宇和でのご縁にお参りさせていただきました。

私も南隣町の津島町にお参りし、北へ宇和町に・・・

順調に走行し吉田町で携帯が鳴るのです。

ニコニコにはハンドフリーの携帯コードが入っているのですが・・・

手前の登坂車線で海水を流しながら走る活魚のトラックを追い越し、フロントガラスの海水の汚れをワイパーで綺麗にした時でした。

思い付きが悪かったのですが緊急だったら困るので広いところで車を止めて電話に出ます。

「グヮァ~」って海水を吹きつけられトラックが去って行きます・・・こういう時ってもの凄く複雑・・・

 

「ニコニコさんが煙を・・・」落ち込んだ坊守の声。

あ~、とうとう来たかな・・・そんな感じでした。

酷使しているので距離数・年数からいってもこうなってしまうだろうな~って思っていました。

当に愛読書?「イニシャルD」の文太の気持ち・・・

主人公藤原拓海が乗る「86パンダトレノ」は父、文太の愛車。

その車を乗って中学生の時から家業の豆腐の配達に毎朝峠を越えて向かうのです。

いつしか峠を走るスペシャリストになっていきます、86という時代遅れの車で・・・

数々のバトルを繰り広げていくのですが、ランエボ3の須藤京一とのバトルの時エンジンが壊れるのです・・・

血が吹き出るようにエンジンオイルが飛び散る86・・・

その悲しい姿を見るにつけ真っ暗な路肩で自分の所為だと拓海は涙するのです。

その時、そうなるのが分かっていたかのようにレッカー車で現れる文太、

「お前の所為じゃないよ、偶々お前が運転していただけさ」って涙する拓海の頭をそっと撫でてやるのです・・・

電話で話しながら文太になりきっている住職なのです、あ~・・・こういう気持ちだったのかな~って妙に冷静でした。

 

「どんな感じなん・・・?」

「う~ん、よく分からないけど、ご門徒さんがおっしゃるにはオイル漏れでしょう・・・って言われるんだけど・・・」

「ま~、乗れるようだったら騙し騙し帰ってみる?」そう言って携帯を切ったものの、待てよ、帰っていて動かんようになったら坊守が大変・・・

また、電話して「オレの車に乗り換えて帰りんさい!オレがお参りさせていただく所まで乗って来て・・・」

「ダメなのよ、バッテリーをつないでもらってエンジン掛けたので切らない方がいいみたい・・・」

さっぱり分かりません・・・バッテリーの具合が悪くて煙なの???どこなの???

後になって分かるのですがそもそもヘッドライトを点けたままにしていてバッテリー上がりだったとか、

それでご門徒にバッテリー繋いでもらってかけていただいてたとのこと・・・

車好きの方が沢山おられたみたいで「これ、ミツオカですよね!」って興味津々で眺めていただいていたところ煙発生・・・という話だったのです。

ま~、考えようで坊守がヘッドライト点けっぱなしにしてくれたお陰でエンジンの不具合にも気付いたことです。

このまま走っていたらエンジンが焼けついていたかもしれません・・・

 

友だちに連絡を取ると宇和のGSで代車と乗り換えてくれとのこと。

 

また、ニコニコさん入院です・・・

「来週、エンジンの中清掃してどこから漏れているか調べてみる。それからのことやね・・・」

 

重病なのでしょうか・・・心配です。


それぞれの1日…のはなし

2011年07月30日 07時00分27秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
今朝いちばんに《ナナフシさん》の様子を見に行ったのですが…

さすがにもうその姿はありませんでした。
(まだいることを少しだけ期待していたので…残念でした)

あの《ナナフシさん》、今日は今頃何になりきってるのでしょう?

それぞれの1日が始まりましたね!

さて、願生(がんば)りますか!