ニコニコが・・・
今日は、坊守がニコニコに乗って宇和でのご縁にお参りさせていただきました。
私も南隣町の津島町にお参りし、北へ宇和町に・・・
順調に走行し吉田町で携帯が鳴るのです。
ニコニコにはハンドフリーの携帯コードが入っているのですが・・・
手前の登坂車線で海水を流しながら走る活魚のトラックを追い越し、フロントガラスの海水の汚れをワイパーで綺麗にした時でした。
思い付きが悪かったのですが緊急だったら困るので広いところで車を止めて電話に出ます。
「グヮァ~」って海水を吹きつけられトラックが去って行きます・・・こういう時ってもの凄く複雑・・・
「ニコニコさんが煙を・・・」落ち込んだ坊守の声。
あ~、とうとう来たかな・・・そんな感じでした。
酷使しているので距離数・年数からいってもこうなってしまうだろうな~って思っていました。
当に愛読書?「イニシャルD」の文太の気持ち・・・
主人公藤原拓海が乗る「86パンダトレノ」は父、文太の愛車。
その車を乗って中学生の時から家業の豆腐の配達に毎朝峠を越えて向かうのです。
いつしか峠を走るスペシャリストになっていきます、86という時代遅れの車で・・・
数々のバトルを繰り広げていくのですが、ランエボ3の須藤京一とのバトルの時エンジンが壊れるのです・・・
血が吹き出るようにエンジンオイルが飛び散る86・・・
その悲しい姿を見るにつけ真っ暗な路肩で自分の所為だと拓海は涙するのです。
その時、そうなるのが分かっていたかのようにレッカー車で現れる文太、
「お前の所為じゃないよ、偶々お前が運転していただけさ」って涙する拓海の頭をそっと撫でてやるのです・・・
電話で話しながら文太になりきっている住職なのです、あ~・・・こういう気持ちだったのかな~って妙に冷静でした。
「どんな感じなん・・・?」
「う~ん、よく分からないけど、ご門徒さんがおっしゃるにはオイル漏れでしょう・・・って言われるんだけど・・・」
「ま~、乗れるようだったら騙し騙し帰ってみる?」そう言って携帯を切ったものの、待てよ、帰っていて動かんようになったら坊守が大変・・・
また、電話して「オレの車に乗り換えて帰りんさい!オレがお参りさせていただく所まで乗って来て・・・」
「ダメなのよ、バッテリーをつないでもらってエンジン掛けたので切らない方がいいみたい・・・」
さっぱり分かりません・・・バッテリーの具合が悪くて煙なの???どこなの???
後になって分かるのですがそもそもヘッドライトを点けたままにしていてバッテリー上がりだったとか、
それでご門徒にバッテリー繋いでもらってかけていただいてたとのこと・・・
車好きの方が沢山おられたみたいで「これ、ミツオカですよね!」って興味津々で眺めていただいていたところ煙発生・・・という話だったのです。
ま~、考えようで坊守がヘッドライト点けっぱなしにしてくれたお陰でエンジンの不具合にも気付いたことです。
このまま走っていたらエンジンが焼けついていたかもしれません・・・
友だちに連絡を取ると宇和のGSで代車と乗り換えてくれとのこと。
また、ニコニコさん入院です・・・
「来週、エンジンの中清掃してどこから漏れているか調べてみる。それからのことやね・・・」
重病なのでしょうか・・・心配です。