穏やかな瀬戸内の海に沈みつつありました
なんと温かいぬくもりのある色でしょう
実際に触れられないのに…
デッキに吹く夕方の風は冷たいのに…
あったかいなぁ…って心が感じるんです
「帰る」という安心があるからでしょうか
光が届いているからでしょうか
曾祖母の言葉を思い出しました
「お慈悲はぬくいでな~」
冷(ひや)いね・・・
去年のブログを見ても雪で寒かったようです。
雪こそ降りませんでしたが寒い一日でした。
ニュースのトップには日本海側の荒れた天気の模様が報道されています。
雪も積もって3メートルにも4メートルにも・・・
考えられません。
除雪するのに数々の問題があるようです。
私みたいに高所恐怖症で腰痛持ちってお方もおられるでしょうし・・・
私は、平生から体温が低いのです。
若かった頃はそんなことも思わなかったのですが、今年は特に手足が冷たいのです。
必然的に身体も冷たくて・・・
よって、暇な時はず~っと炬燵!
暫くすると手足も身体も少しずつ暖かくなってきます。
すると眠くて、眠くて・・・
ず~っと眠いのです。
映画なんか観ているとガックンガックン、内容なんて分かりません。
去年の息子もず~っと眠そうでした。
身体を守る為に自然に冬眠状態になっているようでしたが、私もそうなのかな~って・・・
単に気合が入ってないだけだと思うのですが・・・
現に、お参りに行く時は気合入って寒くはあるのですが寒くないですもんね。
お参りするとウチより断然暖かいし・・・
いけません、また、理由付けしてウダウダ言ってます。
でも、何なんだろうこの眠気は・・・
「若年性の認知症」にでもなりよるのだろうか・・・
物忘れ、酷いし・・・
パッと思い出せれないし・・・
少々、不安。
こちらの方では寒いことを「冷(ひ)やい」って言います。
私はあまり使わない言葉なのですが、坊守がよく言うのです、「今日、ひやいね~」って。
別にいいようなことなんですが、「何でオレが言わんのに、嫁いできたあなたが言うん?面白いね~。」
なんて会話した後にご門徒に、「今日は、ひやいな~!」なんて言われると可笑しくて。
どんだけ坊守が打ち解けてくれているかってことですよね。
今日でひやかった一月も終わりですね!
明日からまた強烈な寒波が押し寄せるとのことですが、風邪などひかれませんようにお気を付け下さい。
お見通し・・・
坊守が広島に出張しているので、寂しい夕食となります。
私も息子もあまりベラベラ喋る方ではないので、何を話してもあまり広がりません。
坊守がいると息子の話も広がるのですが・・・
申し訳ないことです。
私は大好きな調味料があって、何でもそれをかけてしまうのです。
その度にいつも坊守に怒られるのです、「全部、その味になるでしょう!」
それもそうだよな~って思うのですが・・・
好きなんだから仕方がないのです。
今日も夕食の時に、「そうだ・・・」って思いつつ冷蔵庫の前に。
冷蔵庫なんて開けない私は、何がどこにあるやらさっぱり分かりません。
「多分、冷蔵庫の中にあるんだろうな~」って思いつつ立てども分かりません。
「右の真ん中奥!」って息子。
探し求めていたものが、当にそこに鎮座しているのです。
「お~っ、よう分かったね!」
「お見通しよ!」
テーブルを立った段階で分かっていたんでしょう・・・
思わず笑ってしまいました。
坊守によく言われます、「分かりやすい行動パターン」だと。
単純なのは頭だけかと思いきや、行動までも単純でした。
もう、いいようにコントロールされているんでしょうね・・・
こうすれば機嫌が良い・・・
この時はこうすればいい・・・
この手の上で小難しいコイツは機嫌よく生かさせていただいています。
不安だろうな~・・・
自分が病むのもしんどいですが、子どもが病むのも堪らないですね。
久しぶりにお参りさせていただいたご門徒宅、あの子はどんなになっているだろうって楽しみにお参りさせていただいたことです。
「大きくなったね!」数年会わないだけでこんなにも成長するのかと驚くほどです。
小さかった頃は、活発に座敷を走り回っていましたがお父さんの横に落ち着いて座ります。
「おっちゃん、覚えてる?」って聞くと二コって微笑み頷く少年。
・・・ん?
幼少期に脳の手術をされたのですが、その手術が遅かったらしく精神的に少し障害があるとのこと。
お参りなされていた叔母様も案じておられました。
ご両親のお気持ちを思っても堪らなくなります。
去年の冬・・・
我が息子も甲状腺による病の症状が酷くなっていました。
自らの力で体温調節もできなくなり、ファンヒーターの前でありったけの服を着込み毛布を頭から被っている息子の姿が続きました。
自らが鍛え上げ体脂肪五%の世界は、理想的な身体であると同時に体温を調節出来ない身体となったのです。
つらさ、しんどさ・・・そんななかで涙する息子に何もできずアタフタしているコイツがいました。
精々、息子の頭を撫でてやることが精一杯、
「無理すんなよ!」って・・・
「親父、そんなの分かってんだよ!でも、太りたくないんだ!その為には無理せんといけんのよ!」
そんな声が聞こえそうな姿でした。
分かってるんだけど、やっとのことで出した言葉はしんどさをつのらせてしまっていました。
情けないことです・・・
でも、やっぱり母は強しで・・・
食事制限する息子のメニューに少しでも熱に変わるような食材を使い料理を作っていました。
これがいいかも・・・
あれがいいかも・・・
いつも、いつも笑顔で・・・
寄り添って、支えて・・・
私とはエライ違いです・・・
仏さまもいつでもどこでも抱きしめて下さっているから・・・
悩むそのまんまを・・・
病むそのまんまを・・・
安心して悩んでいいんです!
一人じゃないって有難い!
ようこそ・・・
グチグチ言って、ウダウダ言って恥ずかしげもなく続けているコイツがいます。
(正直、恥ずかしいのですが・・・カッコつけてもサマにならないし)
でも、こんなモノでも続けていくと忘れ去られる過去が思い起こさせてくれます。
あ~、こんなことあったよな~・・・
あ~、あの時は申し訳なかったな~・・・
これだけでも続けていてよかったと思うのです、自分の為に。
家族の姿・・・
ご門徒の姿・・・
親友の姿・・・
・・・
いろんなご縁に触れながら歩まさせていただいています。
これからもそんな日常・・・
一人きりでは生きられないのです、人生。
これからもできるだけ投稿させていただきます。
暇つぶしにでも読んで下されば励みになります。