月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

親鸞さまと恵信尼さまのはなし

2019年09月07日 22時35分57秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


新潟にて親鸞さまと恵信尼さまの御旧跡を巡りました



親鸞さまは、念仏弾圧を受けてご流罪になり、居多ヶ浜から上陸されて以来、七年間この地にお住まいされました。

恵信尼さまやお子さま方もご一緒のくらしだったそうてす。


親鸞さまがはじめに住まいされた竹之内草庵




竹之内草庵から移り、恵信尼さまとご一緒に住まいされた御旧跡。本願寺国府別院




親鸞さまが参拝されたといわれる居多神社。七不思議の一つ、片葉の葦が群生しています。



柿崎、浄善寺様には、親鸞さまが身を横たえられたという御枕石があり、真向きの御影、御真筆のお名号とともに拝観させていただきました。







そして、お隣の浄福寺様へ



浄福寺様では川越の九字名号を拝観させていただきました。度重なる火事から守られたお名号を実際に仰ぎお参りさせていただくと、胸が熱くなりました。ようこそ、ここに。南無不可思議光如来。南無不可思議光如来。なんまんだぶつ。なんまんだぶつ。



親鸞さまは恵信尼さまやお子さま方と、この日本海と向き合いながらお過ごしになられたのですね。

広大な海、荒れ狂う海、沈む夕日や月を眺めながら、浄土真宗の大綱を思索なさっておられたのですね。

800年の時を超えて、親鸞さまと恵信尼さまの御足跡を辿ることができました。

有難いご縁でした。

最後に、恵信尼さまご往生の地へ。

御廟にお参りさせていただきました。



なんまんだぶつ(^人^)

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