月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

月の水のはなし

2009年11月17日 00時56分52秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
15日付の新聞に「月に水があることを確認した」という記事がありました。
いつか、人間が月に住む時の飲料水や燃料の元になるかも・・・
夢のようなはなしですね。
月の水はいったいどんな味がするのでしょう・・・

今日は、16日の常例法座でした。
引き続き『阿弥陀経』のおはなしをさせていただいています。
今回は、≪八功徳水≫のおはなしでした。

阿弥陀さまの極楽浄土には、七宝でできた池があり、その池には満々と≪八功徳水≫が湛えられています。
≪八功徳水≫とは
 ①甘い
 ②冷たい
 ③軟らかい
 ④軽い
 ⑤清らか
 ⑥臭くない
 ⑦飲むときに喉を損なわない
 ⑧飲みおわってお腹をこわさない
という、八つのすぐれた特質・効き目があるお水です。
極楽浄土には、すばらしくおいしいお水があるのですね。

最近では、水道水を飲むことも少なくなってきました。
我が家も、浄水ポットでろ過したお水をいただいています。
市販のミネラルウオーターを買う人も多いようです。
その種類も、軟水・天然水、深層水・パナジウム・弱アルカリ・純水・・・・
きりがありません。

でも、それだけお水は大切なのでしょうね。
いのちを生み出し、いのちを育ててくれる、たいせつなお水です。

そのお水が、お月さまにもあっただなんて!感激です!

でも・・・お月さまのお水まで、わたしたちが横取りしちゃうことには
賛成できないなあ・・・

今、ここ(地球)でお水のめぐみをいただいていることに感謝しつつ
地球がこれ以上悲鳴を上げないように
お水もほかの資源も大事にしましょう

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