徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

日常を取り戻すのは難しい

2011-04-10 21:33:00 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は、ずっと引きこもり。
花粉症で体がだるく、溜まっていた洗濯物をやっつけるのがやっとだった。


今日は、ようやく重い腰を上げて仕事をする。
学習の計画を立てていると…。
<NR>

「固定遊具を用いた運動遊び」
うーん、外で体育できるのかな。
「鼓笛練習」
鼓笛パレード、本当に実施されるのかな。


街は少しずつ復興に向かっているのに、どうしても「放射線・放射性物質」の壁が立ちはばかる。


自分がスーパーに行くのは夕方が多いが、
「もしかしたら、品物がなくなるかも。」
という不安にかられ、いつもより早い時間に買い物に行った。
物によっては品薄なものもあったが、ほぼいつも通りの品揃えに戻っていた。


今日は地元産のきゅうりを購入。
「食の安全」に、今まで以上に気を配らなければならなくなった。


ふと疑問に思うのが、首都圏の人が、やたらと福島県や茨城県産の食品を避けるようになったこと。
さわいでいる人達は、今まで冷凍食品・加工食品・弁当・お総菜・ファミレスなどには一切頼らず、すべてを自炊してきたのだろうか。
自分は「中国の冷凍食品事件」以来、冷凍食品に頼るのはやめ、野菜も肉もできるだけ国内産を選んで購入してきていた。
食糧難になった3月は、仕方なく冷凍食品や中国産の「乾燥わかめ」などを購入したが、やはり安全面を考慮すると何かと心配だ。
今まで外食や加工食品に頼ってきた家庭なら、今更「○○産」にこだわらなくてもよいのでは?と思ったりする。


さて、これから心配なのが、子ども達の未来だ。
政府が1年間に「20ミリシーベルト」という基準を設けているらしいが、超えた場合どうするのか?の対策が全く見えない。
福島市の子ども達は、このまま住み続ければ間違いなくこれを超えるであろう。
(今後の環境放射能測定値を1.8マイクロシーベルト/hで計算した場合、年間外部被曝量が約18ミリシーベルト。内部被曝を×2で考えれば、36ミリシーベルトになる。)
「ただちに~」という気休めはもういらないから、基準値を超えた場合の対策をきちんと考えて欲しい。