~他人と比べるな、昨日の自分と比べよう~

昔話の自動車屋
松江市鹿島町 (有)田村モータース
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ジムニー クラッチやハブの修理

2020年10月06日 | 修理整備全般

JA11、JA12、JB31などなど、当社もジムニーのお客様に多数ご利用いただくようになりました。この度は車検にてご入庫いただき、定番のハブからのグリス漏れ、クラッチレリーズベアリングからの異音をご報告しましたところ、再入庫いただき、修理の運びとなりました。

ジムニー専門店ではないので、あまり高額の見積もりもできませんので、比較的リーズナブルになるよう少々お値引きさせていただきました。クラッチディスクやカバーも同時交換しています。

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ヘッドライトコーティング

2019年10月31日 | 修理整備全般

車検時に光度確保のためヘッドライト磨きをサービス施工させていただくことがりますが、磨くだけよりさらにクリアーな状態に仕上げる本格コーティングにチャレンジしてみました。

写真では分かりにくいですが、ホンダやダイハツにありがちな曇りをほぼ完全に透明化することができました。所要時間約30分/一台。材料費&工賃合わせて、税別¥4,000で行っております。

 


AK12 マーチ バックドア開かない

2017年09月20日 | 修理整備全般

よくありがちな、ドアロックオープナースイッチの故障かと思い、スイッチ自体は交換しました。スイッチ自体にも問題はありましたが、なんと、治らず。

リリースモーターか、ということでこちらも点検しましたが、問題なし。BCMの38番と13番を直結してやると、スイッチに反応してモーターが動きます。なので、BCM外部の入出力系統は正常に作動している状況です。

とりあえず、長期戦になりそうなのでお客様にお預かり日数が延びることを連絡。そのとき、「そういえば、運転席のドアロックノブで他のドアのロックができないことに最近気づきました。それも関係あるのかなあ?集中ロックのスイッチを使えばロックできるけど」とヒントを頂戴しました。

BCM側のコネクターから作動を確認します。やっぱりNGでした。回路はオープンのまま。地絡してやるとバックドアが開くようになりました。あとはこれを、いかにお金をかけずに修理するかです。単純にスイッチをつけるか、分解してスイッチを直すか。明日、ばらしてみます。

 


P0420 タント チェックランプ点灯

2017年01月25日 | 修理整備全般

L350Sです。今回も例にもれず、たまにしか点灯しない案件。逆に言えば、点灯したやつが消えることもあるという状況です。OBD2規制のシステムモニター案件は、種類によって2回連続したドライビングサイクルで不具合が発生して初めて点灯させるケースがあります。逆に、点灯しても連続して何回かのドライビングサイクルで不具合が再発しなければ、消灯してもよい、という規定があります。J-OBDの詳細規定はわかりませんが、2010年6月モデルの車なので、J-OBDでいうところの、継続生産車両の規定要件に当てはまるかどうか微妙な年式です。

ということで、やはりうちでは再現できませんでした。触媒コンバーターは5万円弱するらしいので、慎重な診断が必要です。再現はあきらめてオシロスコープをつなぎ、劣化具合を判定します。

 リアO2の反応は緩やかなように見えなくもないです。

 でも、落ち込むところもあるような。

 これなんか見ると、リッチで安定している感じもあります。アイドルだからか?

 

 

でも、やっぱりリーンの吹き抜けはないけどリッチ側で多少吹き抜けている感があります。山のピークなんか結構フロントの波形をなぞってます。

アクセルオンオフに追従しすぎのような。

 

いいところと悪いところあります。

これだけを見れば、壊れていないような、と錯覚します。

 

O2センサーの異常は、前後ともなさそうです。排気ガスの状態に合わせてきちんと動いています。

ここから下の絵は、部品交換後です。

0.8Vできれいに平均を保っている感じです。

アクセルオンオフに追従してはいるけど、フロントの動きに比べたら緩やかです。

ピーク時のフロント波形頭なぞり具合がすくない。

リアO2らしい化学反応結果の表現をしています。

フロントが0.9V以上のドリッチになっても、慌てず安定しています。

リーン雰囲気の時も、フロントに惑わされず落ち着いています。

 

この判断で間違いないと思います。危うく5万円を損するところでした。

ちなみにコンピューターのラベルは

末尾がN14になっています。最新はN17らしいですが、部品でしか取れません。リプロができない。ということは保安基準にかかわる閾値変更もないと判断して問題ないでしょう。おわり。

 


アルファード パワースライドドア不調

2016年11月21日 | 修理整備全般

ANH10 パワースライドドア パワーアシストドアともいわれており、定番の修理らしいですが、今回の症状は

・運転席リモコンスイッチ、キーレスリモコンスイッチで操作するときは全く問題なし。

・アウターハンドルとかインナーハンドルで開けようとするときに開かない。アウターハンドルを壊れるくらい引っ張ってさらにドア全体を外に引っ張りだしてやると、電気系統が作動開始して開く。閉じるときはハンドル操作で普通に閉じる。インナーハンドルなどもってのほか。

定番というのは、ドアロックリリースモーターだそうです。で、これは確認した結果、問題なし。(右側については、過去にリモコンスイッチでも動かなかったことがあったそうなので、念のためモーター交換しました。)

 

今回の本題は、リリースモーターはちゃんと動いているので、最初のきっかけが問題です。ウェザーストリップの張り付きとか、そこにシリコングリス塗るとか、実は改善品が出ているとか、ゴムのなかにバネが仕組まれているとか、改善品もゴムだからいずれヘタるとか、白黒はっきりした情報がみつかりません。ディーラーさんに聞いても、部品番号は変わっているけど、対策品とは聞いていない、とか。片側1万3000円も出して試すほどのもんでもなさそうです。

結論、やはりこの方法です。いつでも交換可能だし、なにより部品代はかからないし、手間賃のみです。

結局のところ、設計ミスとまでは言いませんが、手動オープンの時はラッチがある程度回転し(ドアがせり出し)たことを判定後、メインのケーブルモーターが作動開始になるようです。同時期にエスティマが入庫していましたが、わざとラッチ部が跳ね出さないように手で押さえてハンドル操作してみましたが、操作した直後からドアのせり出し量にかかわらずメインモーターがフルパワーで回り始めました。年式の新しい車は、リレーコントロールボックスのプログラムが変更になっていると思われます。

最初はラッチのポテンショメーターを調整してみましたが、(写真の上側の青いやつ)

イージークロージャーとの兼ね合いもあってうまくいきませんでした。これはやらないほうがいいです。あと、ワイヤーの調整代が少しあるので、調整してみました。これもやらなくてもいいと思います。イージークロージャーの再調整(ポールスイッチ、元位置スイッチ、リモコンスイッチ)が必要になるし、ダメだったら調整含めて元に戻す手間もめんどう。給油とかしましたが、あまり意味なし。ラッチの回転戻しスプリングを追加しようとしましたが、そんなスペース的余裕なし。内張りはぐって全機構の作動点検だけでよいと思います。

 


整備用リフト増設

2016年09月27日 | 修理整備全般

会社の業務を円滑に行うためには、綿密なスケジュール立案が大事と、ビジネスマンの本には書いてあります。自動車整備業も基本そうですが、はやはやで対応しないといけないこともあります。
うちは特に、小さな工場なので、ディーラーさんで予約いっぱいで見てもらえなかったお客様が流れていらっしゃることが多々あります。以前は、作業中のクルマを一旦降ろして、作業していましたが、あまりにも効率が悪いので、ついに買いました。冬場のタイヤ交換の行列も改善できるでしょう。


ZVW30 プリウス ハイブリッドシステムの警告灯

2016年06月28日 | 修理整備全般

ハイブリッドシステムに異常ありということで、画面に表示がでました。

診断器でチェックすると、

となり、各電池セルの隣り合う電圧差を測ってみましたが、特に異常はなしでした。

データをクリアして、現在も走行中。以降連絡がないので、一時的なものと判断しました。


ウイングロード Y12 燃料計がちょっとおかしい

2016年06月28日 | 修理整備全般

満タンにしても、振り切らない。少し走ると、明らかに針が下がる。ということで、検索してみましたが、あまりそれらしい事例はないことはないけど、少ない。

日産部品さんに聞いてみると、「部品番号が変わっている、形状が変わっていますが問題なく使用できます。」と、別に聞いてもないのにあちらから教えてくれました。これは、そういう問い合わせがよくあるということでしょう。

というわけで、組み換えして確認してみます。

フロートの方向が違う。スライド抵抗のボディー形状もハーネスも違う。


プレオ RC1 パワステ不良

2016年06月28日 | 修理整備全般

パワステのチェックランプが点灯して、重ステ状態になりました。過去にも他店でパワステ用のコントロールコンピューターを替えたそうですが、半年ぐらいで再発。

 

今回もこれでした。モーターの単体テストしたり、センサーの反応テストしたり、最終的にコンピューターにたどり着きました。故障コードはモーターを示していますが。

コンピューターの番号が34500KG000とかはダメみたいです。中古で、そういうのにあたると再発する恐れがあります。かならず、改善品番(スバルでは公表してないようです)のモノをとります。