~他人と比べるな、昨日の自分と比べよう~

昔話の自動車屋
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ワーゲンいろいろ

2012年03月14日 | ダイアガン X-431(故障診断機)

ワーゲンの入庫時に、ダイアガンX431でどんなことができそうか、いろいろと画面にタッチしてみました。

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インスペクションランプが消せそうです。

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上はコンピューターアクセス時に表示される画面。

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いろいろあります。バッテリー交換のとき云々かんぬん・・・。

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これは、OBDに義務付けされた機能の一つ。いわゆるOBD MODE06というやつです。

断線/ショートや燃料制御リッチリーンの自己診断などは、エンジン始動中は常時モニターして当たり前です。しかし、触媒やO2モニターなどはある走行条件にはまらないとモニターできないものもあります。 こういうケースはひとつのドライビングサイクルで1回モニターすればよいわけですが、本当にモニターが作動した上でチェックランプが点いていないのか、単に作動していないからランプが点いていないのか見分けるためのページです。

海外の車検では、検査場でチェックランプが点灯していなければガス検OKになります。

例えばO2センサーが故障(単にセンサー内の断線とかだったら断線の故障コードが入ります。この場合の故障とは、O2センサーが断線してないまでも、反応が鈍いとか基準空燃比がずれているような故障です)していても、検査場に入る直前でバッテリーリセットしてランプを消し、O2モニターが作動しないようにゆっくり走って検査場に入り、OKをもらう人が出てきます。

そういう不正がないように、MODE06も確認して、モニターが全部作動して(画面で言う「パス」)なおかつランプも消灯しているよ、だからOKくださいね、ということです。

ちなみにこの車は、2次エアモニター以外は、ほぼカリフォルニア規制並みにモニターしてますね。

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フォルクスワーゲン ゴルフ4 エンジンチェックランプ点灯

2012年03月14日 | 修理整備全般

前回のワーゲンですが、MIL(マルファンクションインジケーターランプ)が点灯しました。

以前残っていた、P0300とP0304に加えて、P1136(第1列混合物アダプテーションエアシステム希薄過ぎ→わけわからん訳だけど要は、エア吸いか何かで排気ガスが薄くなっているよ、ということです)

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あとで考えて後悔したことですが、前回のようにアウディーのソフトウエアでワーゲンを見ていたため、特殊なコードを入力しなければ、FFD(フリーズフレームデータ)もデータストリームも見れませんでした。アウディーだからと言う理由ではないでしょうが。外車はOBDが標準搭載なので、最初から専用ソフトはあきらめて、ジェネリックOBDの機能でモニターすればよかった、と思いました。

今回はとりあえず故障コードを消去して、次回発生時にはジェネリックでFFDを見てみます。

現時点、P0304,P0300について考えられる原因としては、いわゆる「ディーラーデリバリーモード」ではないかと。

海外の大型ディーラーでは、広大な敷地に数多くの新車を在庫しています。それを場所替えのためにちまちま始動させては止め、始動させては止めを繰り返しているため、スパークプラグが燻り、MILが点灯すると言うものです。日本でもこの車が中古車として長期在庫されている間に、コードがストアされたかもしれません。

国産車ならミスファイヤリングモニターがOBDの規制で義務付けられていないため、多少のエンジン失火があってもMILは点灯しないため、問題にはなりません。よっぽど燻ってエンジンがかからないぐらいなら問題が顕在化しますが・・・。

このころのヨーロッパ車はミスファイヤリングモニターの義務化はされていても、エンジン冷始動期間中、およびアイドリング時のモニターは免除されているため、デリバリーモードが原因だとしてもMIL点灯までは至らないはず。ではなぜ点灯(厳密にはP0300,P0304については仮故障のみでそれ以上進展していないかもしれない)したのでしょうか?

点灯の主原因はやはりP1136?

ジェネリックでロングフューエルトリムを見る限り、燃料の増減量は±4%程度で制御されています。入庫は完全暖機状態だったので、冷始動時のズレ量を見てみたいです。FFDで発生時の水温も低いと言うことがわかれば、答えに近づくかも。

ということで、次回入庫時対応に備えます。

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エンジンルームからのカタカタ音

2012年03月01日 | 修理整備全般

日産モコです。

カタカタカタカタ、40km/hぐらいで負荷を軽くかけた時に音がします。スズキのK6Aタイミングチェーンで異音がするケースに遭遇したことがあったので、すぐにそれを思い浮かべVVTのOCVを止めたり、診断機で強制進角させたりしてみました。よくわからず、納車の時間も迫り、年数が保証範囲内だったので、一応ディーラーで見てもらいました。

すると、

結果はなんと、インテークエアダクトの取り付け部からの異音でした。クリップがへたってボディーとダクトがカタカタ音を立てていたということでした。

少額ですみましたし、日産ディーラーの担当の方には本当にお世話になりました。

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