ワーゲンの入庫時に、ダイアガンX431でどんなことができそうか、いろいろと画面にタッチしてみました。
インスペクションランプが消せそうです。
上はコンピューターアクセス時に表示される画面。
いろいろあります。バッテリー交換のとき云々かんぬん・・・。
これは、OBDに義務付けされた機能の一つ。いわゆるOBD MODE06というやつです。
断線/ショートや燃料制御リッチリーンの自己診断などは、エンジン始動中は常時モニターして当たり前です。しかし、触媒やO2モニターなどはある走行条件にはまらないとモニターできないものもあります。 こういうケースはひとつのドライビングサイクルで1回モニターすればよいわけですが、本当にモニターが作動した上でチェックランプが点いていないのか、単に作動していないからランプが点いていないのか見分けるためのページです。
海外の車検では、検査場でチェックランプが点灯していなければガス検OKになります。
例えばO2センサーが故障(単にセンサー内の断線とかだったら断線の故障コードが入ります。この場合の故障とは、O2センサーが断線してないまでも、反応が鈍いとか基準空燃比がずれているような故障です)していても、検査場に入る直前でバッテリーリセットしてランプを消し、O2モニターが作動しないようにゆっくり走って検査場に入り、OKをもらう人が出てきます。
そういう不正がないように、MODE06も確認して、モニターが全部作動して(画面で言う「パス」)なおかつランプも消灯しているよ、だからOKくださいね、ということです。
ちなみにこの車は、2次エアモニター以外は、ほぼカリフォルニア規制並みにモニターしてますね。