~他人と比べるな、昨日の自分と比べよう~

昔話の自動車屋
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アペックスシールの脱落

2011年02月07日 | SA22C

かなり時間がかかっていますがブリッジポートです。いわゆる3mmブリッジですが、ちょっとした問題があります。つい最近、RX-8用の10.0ローターが手に入ったので、これをこのブリッジポートのサイドハウジングで組めないか、と言われました。そこで、現物で確認してみました。

RX-8のアペックスシールは厚みが2mmになっただけでなく、なんとシールの高さ自体も短くなっていて、厚み3mm時代のアペックスシールをベースに作ったブリッジポートには、すっぽりと落ちてしまうことが判明。要はポートが大きすぎたのです。多分、3mmシールでも2mmに薄くなった直後ぐらいまでは高さも高かったのだと思います。(FDの最終型まで?でも、FC、FDは国内仕様はターボしかないので、今回のウェーバーNA仕様にはどっちみち使えません)

ということで、当初の予定通り旧型ローターで組むしかありません。旧型ローターベースで彫ったのだからなんら予定通りではありますが、サイドピースがひとつ紛失しているし、コーナーシールのゴム部分が吹き飛んでいるので、高額の部品購入が必要な状況でした。ここでRX-8のローター案が浮上したので、部品の心配もなく、ついでに高圧縮化も望んだのですが、当初の計画に戻ったというわけです。

別の手としては、FC、FDのエンジンを手に入れて、再度ポートを掘りなおすか・・・ こちらもしばらく前に進みそうにありません。もしばらくお待ちいただくことになります。

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1 コメント

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マルテンサイト変態千年グローバル (鉄鋼材料エンジニア)
2024-10-25 16:55:16
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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