かなり時間がかかっていますがブリッジポートです。いわゆる3mmブリッジですが、ちょっとした問題があります。つい最近、RX-8用の10.0ローターが手に入ったので、これをこのブリッジポートのサイドハウジングで組めないか、と言われました。そこで、現物で確認してみました。
RX-8のアペックスシールは厚みが2mmになっただけでなく、なんとシールの高さ自体も短くなっていて、厚み3mm時代のアペックスシールをベースに作ったブリッジポートには、すっぽりと落ちてしまうことが判明。要はポートが大きすぎたのです。多分、3mmシールでも2mmに薄くなった直後ぐらいまでは高さも高かったのだと思います。(FDの最終型まで?でも、FC、FDは国内仕様はターボしかないので、今回のウェーバーNA仕様にはどっちみち使えません)
ということで、当初の予定通り旧型ローターで組むしかありません。旧型ローターベースで彫ったのだからなんら予定通りではありますが、サイドピースがひとつ紛失しているし、コーナーシールのゴム部分が吹き飛んでいるので、高額の部品購入が必要な状況でした。ここでRX-8のローター案が浮上したので、部品の心配もなく、ついでに高圧縮化も望んだのですが、当初の計画に戻ったというわけです。
別の手としては、FC、FDのエンジンを手に入れて、再度ポートを掘りなおすか・・・ こちらもしばらく前に進みそうにありません。もしばらくお待ちいただくことになります。