凸凹家族どっこい米国とオーストラリアとドイツとカナダで生きてます

タイ、マレーシア、オーストラリア、チェコ、英国、バングラデシュ、米国とカナダに住んで感じたことを、そのままお伝えします。

日本の飛行機ナゼな~ぜ?

2024-07-03 15:16:55 | コロンビア(ミズーリ州)
私用で日本の国内線に乗ったときのこと
アメリカとは大きく異なる点があり驚き戸惑いました。

アメリカでは飛行機のランディング後、
ゲートに着いてシートベルトサインが消えても、
ほとんどの人が座ったままで立ち上がろうとする人はあまりいません。
ドアが開いてCAが案内してから、前の席から順番に降りて行きます。
先を急いで前の人を押したり、列に割り込んで来るような人はほとんど見かけません。
ある時謎が解けました。
隣に座った初老の女性が
「前から順番に降りるのよ、子供の頃からずっとそうしているから」
と教えてくれました。

なるほど、
鉄道より飛行機が発達した社会情勢やビジネススタイルの違いなど様々な背景があるにせよ、
文化の違いかなと思いました。

一方、今回の日本では、
ランディング後ベルトサインが消えると同時にほぼ全員が立ち上がり、
先を急いで前方のドアに向かって突進していきます。
私の窓側に座った女性は、窓側にもかかわらず立ち上がって、
黙ったまま膝でグイグイ押してきます。
怖いこわい、恐いってば。だったら最初から通路側を予約すればいいのに。

飛行機でこんな恐い思いをしたのは初めてです。

<ついでに1>
アメリカでは、搭乗時入口でCAさんに挨拶されると、乗客のほぼ100%の人が挨拶を返します。
降機時も、乗客のみなさん「いい日で」「ありがとう」とCAさんと挨拶し、
中にはついでにナンパしてるやつまでいます。(←ホントです)
日本でCAさんに挨拶したのは私から見える範囲では私だけでした。

挨拶しようぜ日本人! 少なくとも挨拶されたときは。


ちなみに、
飛行機でアメリカのCAさんから聞いた話ですが、
搭乗時、入口でお客さん一人ひとりに声をかけて搭乗券の座席を確認するのは、
元軍人そうな人や恰幅の良い強そうな人の座席番号を覚えておくためでもあるそうです。
飛行中、突然騒いだり暴れ出したりする客がいたときに、
取り押さえるのに援助を頼むためだそうです。
なるほど、
アメリカならではではありますが、
暴れた客を女性CAひとりでは取り押さえられませんものね。

<ついでに2>
これは各国共通なので、国の文化というより航空業界の慣習なのかもしれませんが、
個人的にどうしても納得できないことが

「優先搭乗」

ファーストクラスやビジネスクラスの富裕層が優遇され、到着後に先に降りられるのはあたりまえですが、
出発時はなぜ先に乗せられるのか?
私は若干、高所恐怖症で閉所恐怖症気味なので、少しでも飛行機の中に長く居たくない。
よって、できることなら最後に乗りたい。
先に乗って通路側に座っていると、後から乗って来る後方座席の人達が通り過ぎるたびに、
十人中七,八人、「ジロッ」と睨みつけていくように感じます。
混雑するEクラスのごちょごちょが乗り終わった頃に、FクラスBクラスの搭乗時刻を設定して最後にゆっくり搭乗すればよいのではないか?
席も決まっていて前の方なのだから、並んでまでいちばん先に乗り込む必要はどこにあるのか?
と、思ってしまうのは、私だけ?

(独断と偏見に満ちた個人の見解です)
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