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ブログ「たまゆら通信」で <母と歩いた日のこと>を読んでいて
唐突に子供の頃に歩いた一本道を思い出しました
小学校に上がると一人で亡き父の実家、祖母の側で
春夏冬の休みを過ごすのが私の義務みたいになってました
そんなある日叔母に連れられて
祖母の実家に向かったのは何年生だったのか
故郷は広大な筑豊盆地の中にある
隣町にある祖母の実家へ叔母と歩いていきました
もちろん電車じゃなく当時は汽車やバスも通っていますが
駅まで行って汽車を待ってというよりもだったんでしょう
二人で歩いて行きました
どこをどう歩いたのか
あの広い麦畑はどこにあったのか
風にそよぐ広い広い麦畑
ヒバリの鳴き声以外は明るく静まり返った麦畑
その麦畑の中を真っ直ぐに貫く一本道
この一本道を叔母と二人どこまでも歩いて行く
子供の頃のこととはいえ
まるで夢の中の出来事のような思い出です
あの一本道はどこにあったのでしょう
広い麦畑はどこかに今もあるのでしょうか
故郷への郷愁が募ります