今日は母の命日
長い年月が過ぎたようなつい近年のような
当時綴っていた介護のブログ
「ほろ酔い詩日記」を開いて懐かしんでいます
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母逝きて 一人座りし 枕辺に
頬をなでゆく 睦月寒き夜
一月二十八日 母は一人静かに旅立って逝った
口元に笑みを浮かべたような穏やかな寝顔
あまりに穏やかで気づくのが遅すぎた
母との別れは突然に訪れた
夜、当時長期滞在していた友と話し込んで
2~3度覗きに行ったのだが
あまりに穏やかな顔で寝ていて気づかなかった
涙もなく一人母と過ごした寒い冬の夜でした
以前にも一度経験しましたが
突然の死を前にして、直ぐには
本当の悲しみには、涙は出ないものだということを
知った夜でした
命日に 想いでたどる 詩日記
頬をなでゆく 睦月寒き夜
御歌しみじみと拝読。感じ入ります。
半年ぶりにブログを開きました。
新着記事に貴ブログのタイトルが目につきました。
これもご縁かと思うております。私も12月、母の祥月に7回忌を細やかに勤めました。
会者定離、愛別離苦とは百も承知しながら幾つになりましても親は恋しいです。
それでは寒さ殊の外厳しきこの頃、どうぞご自愛専一に。今宵これにて。
粉雪舞う北陸路。yo-サンでした。