雪中葬儀

女房殿の実家は田舎じゃ。
『自宅から送ってやる』その強い意思で昔ながらの自宅葬にした。
折り悪く、再び寒波到来の中行われた葬儀は時折強く舞う雪の中で
葬儀に参列された方々には大変なご迷惑となった。

参列者のため、坂道のアイスバ-ン状態の除雪作業は腰に悪かったかも？
葬儀の最中も痛む腰をかばいながら姿勢保持に苦労した。

火葬場は山の上、『坂道の雪は大丈夫？』心配したが、なんとか上がれた。
この地方の風習なのか、火葬したらすぐ納骨するのだとか？
しんしん雪が降る中、坊さんを伴い納骨、肌を刺すような風に
みなさん身を縮め、じっと耐えた。

それで終わりではない。
今度はお手伝いいただいた近所の方々をもてなす席が設けてある。
そこで近所の方々を慰労し、酒を飲んで全てが終わったら、もう外は暗かった。
雪道を用心しながらハンドルキ-パ-の息子の運転で帰ってきた。
ホンマ疲れた。