けん爺さんのつぶやき

日々の出来事を徒然に。

わが家はイヌ派

2018-05-20 02:08:37 | 日記
ワシが生まれた時から、わが家には飼い犬が居る。
父親も母親も犬好きじゃったんじゃろうね?
ちゃんとした犬種も居ったり、雑種も居り、どの犬種が好きというこだわりはなかった。

一番古い記憶はシェパ-ドが檻の中で飼われてたのを覚えておる。
以来スピッツ、柴犬の雑種、など耳が立って、尻尾が巻いている犬が多かった。

ワシに子供が出来、小学生になった頃、迷い犬を連れて来て
『可哀想だからウチで飼ってほしい』と言われ
その犬を見て、わが家に相応しい犬ではないように見えたんで
『この犬は耳も垂れてるし、尻尾も巻いてないのでダメ。今夜だけ置いてやれ』
と伝え、翌朝になってみると・・・ナント! 耳が立っとるじゃあないか!
尻尾が巻いとるじゃあないか!

これにはビックリ! 
子犬がその会話を聞いて自分の意思でそうしたんか
息子と娘が何か小細工して、一時的にそう見えるようにしたのか
今となっては定かでないが、朝、それを見たワシハ許可を出すしかなかった。
ひょっとしたら耳の後ろに爪楊枝でも貼ってあったのか?
尻尾は釣り糸か何かで結んでたのかもしれん(笑)。

わが家で飼った最後の犬はビ-グルのメスで超おてんば娘じゃった。
女房殿の知り合いが飼っておったんじゃが、子供さんが犬の毛のアレルギ-で
飼えなくなったとかで、わが家にやってきた。

ワシは庭にコンクリ-トを打ち、その上にアルミ部材で高床式犬舎を作り
周囲をアルミフェンスで囲い、床にはアピトンフロ-リングを張り、
その上に小さな犬小屋をこさえてやった。

材料費は殆ど知り合いからタダで譲って貰ったハンパモノではあったが
床材などは正規のものを買い求め、何日かかけて作ったものじゃ。

夏の暑い日には犬は土に穴を掘って、その中で身体を冷やしていたのを考え
高床式の床下にはブロックで囲んだ地下室まで作ってやった。
地面のコンクリ-トには排水口まで作り、水洗い出来るようにした。

あくまで外で飼うつもりのワシに、女房殿、子供連合は
『せめて1歳になるまでは家の中に置いてやって』と懇願され
仕方なく受け入れたが、1年後には約束通り高床式住居に移っていただいた。

愛情を注いだ愛犬が死んで3年になるかも?
もう次を飼うつもりはなく、豪華高床式犬舎も解体した。
コメント
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