けん爺さんのつぶやき

日々の出来事を徒然に。

出雲そば

2022-01-17 02:23:08 | 日記
味も女将もお気に入りの『出雲そば』の店、
蕎麦好きなワシは隣の島根県まで
はるばる家族や友人を連れて
美味しい蕎麦屋さんを見つけたら
車を飛ばして行ってました。

そんな話を聞いた女友達が
広島市内にある『出雲そば』の店を紹介してくれた。

初めて彼女とその店に行った時から
味はもちろん蕎麦の量も気に入った。
だいたい蕎麦屋さんて盛り蕎麦1枚の
量が少ないんで、ワシなんか3枚食べる。

1枚¥700~¥800もするんで
ランチとしても、そこそこかかる。
それが、この店は量もしっかりあるんで
安上りなんよ。その上、女将が色っぽい。

以来、その女友達とも行くが
家族や他の友人たちも連れて行くんで、
女将もワシの顔を覚えてくれた。

そんな出雲そばの店が、
正月休みが明けて、さぁ、今年も頑張ろう!
と開店したとたん、広島の鬼クロンの
感染者が急増したため『まん防』の規制となった。

店は張り切ってそば粉を注文したばかり、
『まん防』の規制の間、
店を休まにゃあいけん。
大将は問屋さんに迷惑をかける訳にいかんと
注文したそば粉をキャンセルせず、
ずっと休んでおったらそばを打つ腕が落ちると
店は休むが注文したそば粉がなくなるまで
蕎麦を打ち、無償で提供することにした。

ワシにも『食べてくれ』と女将からメールが入り、
店は開ける訳にいかんので
近くの酒屋さんに受け渡しをお願いするんで
そっちへ取りに行って欲しい、という。

いや、それじゃあ悪いんで代金を払うよ
と言うても、『閉店しとるのに代金は貰えない』
の一点張りで、仕方なく無償の蕎麦を貰いに行った。

年越しそばも毎年そこへ注文するが、
それとまったく同じものを
ビニールの風呂敷に入れ
天かす、切りノリ、だし汁、蕎麦の
セットになっとった。

早速、打ち立ての蕎麦をいただいた。
やっぱり美味しい!
『何日の何時頃に取りに来れる?』

馴染み客に、訊いて、毎日の蕎麦打ちの
スケジュールを立てて打ってくれるらしい。
こんな蕎麦屋さんに出会えたことに感謝。
『まん防』の規制が終わったら
もっと友人を連れて行ってあげにゃあいけん。

コメント
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