出て来た家系図(自分が昔作った)と
墓標に彫られた名前、年齢が一部違う事に気づき、
謄本を取って確認したが、
合点がいかんので光禅寺の事務所を訪ね、
この際じゃけぇ新しい墓標には
正しい記録を彫りたい旨、伝えた。
親切にすぐ調べてくれ、
年齢は昔は数えで記すことも
あった事を教えてくれんさった。
ほいじゃが3歳も違うたら
その理屈も通らんので
仏壇の引き出しから
ワシが生まれる前に亡くなった祖父、
祖母の香典帳を見つけ調べたら、
墓標に記してあるのは
香典帳に記されたまんまじゃと分かった。
当時の帳場を務めて頂いた書自慢の人が
名前も年齢も間違えて記したものと推測した。
再度、区役所へ行って『ここが知りたい』
ことを窓口で訴えると、しっかり受け止めてくれて、
時間はかかったが今までわが家にあった謄本より
詳しいものを探してくれた。
もう1回お寺に行って、
これより以前の事が教えて
貰えるかどうか分からんが、
今、ワシができることをやっとこうと思う。
墓標に間違いが4点もあったこと、
それを73年間、誰も指摘しとらんかった事に
疑問を持ちながら・・・。