画家をしとる小学校以来の
友人から個展の案内が来た。
案内が来る前日に絵画を趣味にしとる
女友達からラインが入った。
『今度の会場は、なかなかオシャレなところよ』
えっ!ワシには今回、案内が無いんかの?
と思うたら翌日届いた。
6日から11日までじゃったが、
日々の忙しさに忘れとったら、
今朝また彼女からラインが入り
『コロナになったかもしれん、
一緒に行かれんので写真を
撮ってよかったら、撮って送って欲しい』
ワシと行くつもりじゃったんじゃ!
明日も明後日も忙しい、
今日、何とか時間を作ろう!
やっと夕方時間が作れたんで
17時前じゃったが、会場へと足を運んだ。
お手伝いの女性は帰る直前じゃったみたいじゃが、
ワシにコーヒーを出してくれ、
友人とワシのしょうもないお喋りに耳を傾け、
一緒に笑うてくれとったが、
『お先に失礼します』
と言うて帰っていった。
彼の絵は個性が強すぎる
と今まで思うとったが、
今回はちょっと灰汁が抜けた感じじゃった。
全作品を許可を得て撮り、
女友達にラインで送ってやった。
彼女は作品を納めた額が
今までと違うことに気付き、
その旨、ラインに書いてきたが、
ワシはそこには気づかんかった。
今までは椿の木で
自分で作っとったが、
なるほど今回は市販の額じゃった。
同じものを見ても
人によって見るところが
違うのに気付かされた。