夜、甥っ子からの電話で目が覚めた。
知らん間にうたた寝しとったようじゃ。
じゃが、快眠を邪魔されたような感覚はなく
ちょうど眠りが浅いタイミングじゃったんかも?
彼が元旦にウチに来て一緒に飲んだ時
約束しとったんかもしれん。
『今度、一緒にメシでも食おう』と。
甥っ子が、それを覚えとって
気を遣うたんじゃと思う。
甥っ子の方から
『休みが取れるんで、しばらく広島に居るんで
約束しとった食事に行こう』との誘いじゃ。
電話の内容から、そう察したワシは
ホンマはすっかりその事を忘れとったが
一緒に飲みたいと感じたんで、快諾。
日にちも決め、場所も決め、電話を切った。
すぐに、決めた場所に電話して予約。
この店の料理は美味しいのよ。
ワシのお気に入りの店の一つじゃ。
甥っ子は1度結婚に失敗しとる。
その際、トラブって大きな石につまづいた。
それはワシも予感して、彼から相談があった時
猛反対したが、若い彼には届かんかった。
とんでもない境地に彼は立たされとった。
アリ地獄に落ちそうな甥っ子を見て
『ワシが言うた通りじゃろうが!』と
冷たく突き放すことは出来んかった。
ワシの人脈から、従妹の弁護士を紹介し
彼女の指導で、蟻地獄に落ちずに済んだ。
そんな経緯がある甥っ子じゃが
あれから何年も経った・・・・。
あの頃も今も、仕事は真面目に
頑張っとるみたいじゃ。
何とか普通に人生を歩めるように
アドバイスしか出来んけど
また、そのアドバイスに
耳を傾けんかもしれんけど
ワシの甥っ子じゃ、知らん顔はできん。
約束した食事会が楽しみじゃ。
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