綱敷天神社 禰宜日誌

大阪梅田の綱敷天神社のご案内ブログです

平成25年例祭報告と、平成3年の例祭のダンジリ巡幸映像

2013年07月15日 | ノンジャンル
今日は当宮の例祭です。

例祭とは、その神社に最も由緒深いお祭りの事で、当宮の場合は、7月15日が主祭神の嵯峨天皇さまの崩御の当日にあたる為、その由縁から例祭の日となっています。 ちょうど夏場ですので夏祭とも呼ばれます。

お祭りの形態は地域によって様々ですが、当宮においては、氏地が安寧かどうかを神さんがご覧になられる為に、鳳輦、お神輿に御神霊が移られ、太鼓、ダンジリが道中を賑やかに(神賑行事といいます)しながら、神山町の御本社から、茶屋町の御旅社まで渡御(巡幸)するのが習わしでした。 昔は渡御列といって、長い列を作って歩きましたが、交通事情の悪化から、渡御列は作れなくなり、昭和50年代からは単発で地域を巡幸する形になりました。

しかし、それすらも年々進む過疎化と、交通事情の更なる悪化、諸般の事情などにより、平成6,7年頃から神賑行事は中止せざるを得なくなり、現在では責任役員さんと総代さんだけが参列しての神事のみとなっています。

「お祭り復活させーや!」というお声をよく頂戴しますが、お祭りとは本来、地域が主体となって、氏神さんに日頃の感謝と、お祭りの賑やかさで喜んで頂いて、御運をお授け頂く為に執り行なうものですので、絶対的に人口の少ない現状では解決しなければならない問題があまりにも多く、正直なところ、板挟みのような気持ちです。^^;

それでも、昔を懐かしんで15日になると遠方よりお越しになられる方もおられ、現状は神事だけではありますが、これだけは今後もきちんと奉仕し続けて参りたいと思っております。

下記リンクは平成3年(1991)に執り行なわれた当宮例祭の際のダンジリ巡幸の映像です。 当時資料用として撮影してもらった分です。 いまから22年前の映像ですので、ところどころかなり懐かしいものを感じます。 (ちなみにこの映像に映っている囃子方や引き子の大半は地域の人ではありません。既にこの頃、急激な過疎化が進んでいました)

心を一つに、いつか復活出来る日が来ることを願うばかりです。

http://www.youtube.com/watch?v=8d3IAxWT1rI