田舎の道草

田舎の道草徒然日記

ああ思い込み

2013-07-04 | 日記・エッセイ・コラム
ある日曜日の午後、駅前に車を止めて妻を待っている時の出来事である。
見知らぬ女性が、こちらを見ているなと思ったら、近づいて来ていきなり
ドアを開け、助手席に乗って来た。
お尻の方から先に座ろうとする女性に、「違いますよ」と何度か声を掛けた
ものの、気付かないまま座ってしまい、運転席の私を見て、びっくり。
「すみません」と慌てて出て行き、よく似た車に乗って走り去って行ってしまった。
ほんの一瞬の出来ごとに、唖然とするばかりであった。
ここで声を掛けるとするならば、「お疲れ様」か「お気をつけて」だろうか。

暫くして、助手席に座るべき妻が座り一件落着。
妻に事の始終を話した後、「申し訳ありませんでした。私を迎えに来る車と
よく似ていたもので、間違えて乗ってしまいました」と言うべきだよねと結び、
妻への教訓とした。
妻もまた、時折、よその車の方に向かう事があるからだ。
それにしても、あまりにもプリウスが多いような気がする。