この時期、この地では星を見ることの出来る天気など、期待する方がオカシイ程晴れることは有りません。 しかし、解ってはいても星を見たいという渇望は募るばかりです。 世紀の大彗星となるであろうマックノート彗星は、遂に一瞥すら出来ずに終わり、国内や海外からの画像が間髪無くネット上にて見ることが出来ても、どれ程のスケールでどんなに明るいか等は頭では判っていても、実際に目で見ない限り想像の域を脱しないものです。 この地にて確認の望みが潰えた今は、画像を拝見しても却って虚しさを覚えるので最近は見ないようにしています。
星より機材のタイプの私ですが、星が見えなければ機材も余り弄る気にもなれず、星有っての機材だとつくづく思います。それでも、今日は西村反射鏡筒にワックスがけをしました。(夜露に濡れる鏡筒は年に2回位かけるようにしています) 今後も天候は思わしくないようなので、明日以降は小物の清掃に取り掛かろうかと思っています。 弄っているうちは気が紛れます。