今日もとてもいいお天気だった。
わたしと子供たちは実家の田んぼの田植えに参加した。
長男、次男がけっこうがんばってくれるので、
わたしはあまり用がなくて助かりました。
田んぼのまわりで遊ぶだけだった子たちが
大きくなって、仕事してくれてる。
これってたいへんありがたいことですよね。
この仕事をしなければならない意味は
なんにもしない末娘でさえわかっている。
おなかいっぱいごはんを食べるため。
食べられるありがたさをよく知ってる。えらいね。
でも子供の性格は随所にあらわれるもの。
長男はできれば楽したいと思う性格。
さっさと済ますには、と合理的手段を考えている、常に。
田んぼの中にはあまり入らずに、苗運びなど、
そういう仕事を選ぶ。携帯持参で暇さえあれば携帯。
う~む。
一方次男は黙々と仕事をやるタイプ。
辛そうで、いやな仕事でもすすんでやるタイプ。
はじめ失敗して、これじゃあかん!ときついこと
言われてても次成功すれば、懲りずに黙々とやる。
田んぼの中に入って、挿し苗もすすんでやる。
どちらがいいとは言えないが、うまく自分にあった仕事を
見つけて将来生きていってほしいなと思う。
長男のようなタイプは仕事を間違えると
食いっぱぐれそう。けど彼のような人に合った仕事も必ず
あるはずだから。
次男はこれをやろうと思ったらひたすら黙々とやるから
お金には困らないかもね。
職人なんかにも向いてるね。
てなことをさわやかな風に吹かれながら思っていました。
そんな母は寸暇を惜しんで、べアはしていた今日ですが。
急に悲しくなってきて、ぽろりと涙が流れるのは
なんとしたものか。
さっき笑ってたのに、急に笑えなくなって、
ぽろりと涙が出る。
何もかもがいやになる。
こんなに辛い思いをしなければ、わたしは生きてはいけない
のか、と思えてくる。
辛い思いをする代償に、一応健康で働ける体を
もらえてる、そんな人生なのか、と。
ベアばっかりで生きていきたくても、いまはとても無理。
経済的なことを考えなくてもいい人生はわたしには
用意されてないらしい。
そのうえ、愛情もない暮らし。
子供たちがいなくなったら、ひとりぼっちで生きてゆくしかない。
いなくならなくても子供たちにすがって生きるのはいやだ。
どうしてこんなに寂しくなるんだろう。
弱い人間だな。でも誰でもいいから出会いたいとは
まったく思わない。そういう相手に期待もできない。
どうせそのうちアイソつかされるんだ。
そしてまた傷つくのがおち。
もういやだ。
それならひとりでもしゃんと生きれればいいのに。
寂しくて寂しくてぽろりと涙が出てしまう。
そして疲れにまかせて眠りこけてしまう。
もう転寝もやめなきゃ。
でも倒れるように寝てしまう。
眠たいときに寝るのはどうやら健康にはよさそうなんだけど。
我慢しない、ってことだから。
風邪もひかないし。
肌の調子もいい。でも気がつくとひとりぼっちの真夜中にため息。
は~。
いい加減慣れればいいのにな。
明日も田んぼ、かな。