今日も忙しく一日が終わった。
母の容態は日に日に意識が薄れ、もう何も言葉を発せない
状況になっていた。集中治療室へ移された。
午後、また少し見にいった。
帰り際、帰るわな、また来るわな、と声をかけると
かすかにうなづいてくれたけど。
出血はひどくなっていないけど、脳がむくんでるので、
その圧迫で意識が薄れてゆくのだそうだ。
そのむくみを取るために、明日は透析をしなければいけない。
このときがまた問題になってしまう。
昼抜けたこともあって、またも残業。
もう必死でパソコンを打ち続けた。
今日は売り上げの締め切りで、明日は仕入れの締め切り。
忙しさはまだ続くけど、その締め切りが終わればなんとかひと段落。
母にはなんとかもちこたえてほしい。
楽観はしないでください、という医者の言葉が重々しい。
でもこれはゲンジツなんだ。
母が教えてくれたこと。
無理はしない、ってこと。
無理に無理をかさねた母の人生。
仕事ばかりしていたのを思いだす。父がそういう人なので、
母も同じように仕事ばかりしていた。でもカラダはもたなかったんだ。
自分だけのお出かけをしたのを見たのは60を過ぎてからだった。
でもそれから何年もたたないうちに透析生活に入ってしまった。
無理をして自分を痛めつけてもなんにもならない。
わたしと妹にそれを教えてくれたのです....
でも今日など8時過ぎに帰宅して、それから生協とりにいって、
片付けて子供のご飯作って、洗濯物干して、お米をとりにいって、
明日のためのご飯をたきつけて、そうしてるうちに自分のご飯は
もう9時半になってから。
その後片付けて10時半、転寝はしないでおこうと思ったのに、
お風呂がたまるのを待つあいだに寝てしまった。
けど今日は次男が朝の洗い物をしておいてくれた分、助かった。
もうへろへろ。
さっきお風呂いって、少しお風呂も磨いた。
半分。明日もう半分する。夫が帰るので、お風呂が汚いと
嫌だろうし。わたしだって嫌だけど。
明日から少し早く帰れるかな...
母の容態がいい方向へ行きますように。
祈るだけです。