こんにちは。
生徒指導について、少し間隔が空きましたが再開と言うことにします。
確認ですが、生徒指導はガイダンス、導く活動であって、生徒への指導と言うことではないことを確認です。ガイダンスは、各種の理論的な裏付けのある活動を行うことです。生徒への指導として日常的な言葉で、こうすべき、これをしてはいけない等の忠告や助言だけが生徒指導ではありません。
自立して、自律した生活、社会人で言えば、自力で生活資金を得て、自律すなわち自分を自分でコントロールしながら生活して行けることを意味しています。生徒では、自分の持っている力を適切な方法で発揮して、自分の計画等に基づいて生活して行ける生徒を育てる活動と言うことです。
多くの生徒は自立・自律がある程度可能になっていますので、ある意味では、生徒指導の活動は必要ないともいえるかもしれませんが、それでは多くの生徒の一層の成長を促すことはできにくいですので、生徒を成長させる、成長を促す活動は必要になると思います。
この部分を担当するのが、本質的な意味での生徒指導と言うことになるかと思います。今までの経験主義的な学校では、生徒指導の担当すべき内容は、あいまいなものであり、何をどのように行うかについては、知識を共通理解も不足しているのが現実と思われます。
そのため、日常的な生徒指導では、生徒の問題が発生したときにのみ、それへの対応として行う活動が生徒指導と考えられてしまって、それ以外のガイダンス的な活動はほぼ行われないというのが現実かと思います。
進路指導と比較してみると、進路指導は、6つの活動を行うと規定されていて、活動の内容がある程度明示されているのですが、生徒指導は、明示されている項目が少ないです。
例えば生徒への生活指導、簡単に言えばこれはするな、これをせよ等の内容や、交通指導、生徒会指導、部活指導等はあるのですが、それ以外の活動、本来的なガイダンスと言える活動がはっきりしていないので、生徒指導の活動は、やってもやらなくてもわからない状態になっているので、ガイダンス活動は行われずに、端的に言えば、生徒への口頭での指導、すなわちお説教的な指導や問題が生じたときに罰的な指導を行うことだけに終始しているのではないかと思われます。これらは一定の範囲において必要とも思われる活動ですが、それで自立と自律の生徒を一層育て、自己の能力をさらに育て、意欲的に生活に取り組む生徒を育てているかどうかは疑問が残るように思われます。
進路指導は、将来の自分の生き方・在り方を指導するのが目的で、将来の生き方という点に焦点が当たっているかもしれませんが、生徒指導は、今の自分の生き方、現在の時間をどのように生きるか、よりよい積極的な生活への取り組みの方法を考えさせたり、よりよい生き方の方法を伝えたりする、総合的な取り組みと言えるかと思います。
これらの意味から、生徒指導は現在の生活の中で、いつでもどこでも行われる必要のある活動と言ってもよいかと思います。その具体的な内容は、今日的な社会状況、学校状況の中では、生徒にどのような能力を身につけられるように指導するかという課題につながるかと思われます。
高度で複雑な社会状況の中で、生徒にどのような力をつけさせたら良いか、そのポイントは多岐に渡り、指導の具体的な内容も多くあるように思われています。
具体的には、対人関係能力を高めること、自己表現能力を高めること、自己の各種の感情への対処の仕方、ストレス対処法、セルフ・コントロール力の高め方等々、多くの事柄が存在するように思われます。
それらを現実の学校教育の中で、生徒へのガイダンスの活動、導く活動として行うことで、本来的な生徒指導が行われるようになるかと思われます。
今回は、ここまでにさせていただいて、次回からは、実際に行う必要があると思われる活動について、その内容とその実施法について触れてみたいと思います。良かったらまたみていただけると幸いです。では、また。
生徒指導について、少し間隔が空きましたが再開と言うことにします。
確認ですが、生徒指導はガイダンス、導く活動であって、生徒への指導と言うことではないことを確認です。ガイダンスは、各種の理論的な裏付けのある活動を行うことです。生徒への指導として日常的な言葉で、こうすべき、これをしてはいけない等の忠告や助言だけが生徒指導ではありません。
自立して、自律した生活、社会人で言えば、自力で生活資金を得て、自律すなわち自分を自分でコントロールしながら生活して行けることを意味しています。生徒では、自分の持っている力を適切な方法で発揮して、自分の計画等に基づいて生活して行ける生徒を育てる活動と言うことです。
多くの生徒は自立・自律がある程度可能になっていますので、ある意味では、生徒指導の活動は必要ないともいえるかもしれませんが、それでは多くの生徒の一層の成長を促すことはできにくいですので、生徒を成長させる、成長を促す活動は必要になると思います。
この部分を担当するのが、本質的な意味での生徒指導と言うことになるかと思います。今までの経験主義的な学校では、生徒指導の担当すべき内容は、あいまいなものであり、何をどのように行うかについては、知識を共通理解も不足しているのが現実と思われます。
そのため、日常的な生徒指導では、生徒の問題が発生したときにのみ、それへの対応として行う活動が生徒指導と考えられてしまって、それ以外のガイダンス的な活動はほぼ行われないというのが現実かと思います。
進路指導と比較してみると、進路指導は、6つの活動を行うと規定されていて、活動の内容がある程度明示されているのですが、生徒指導は、明示されている項目が少ないです。
例えば生徒への生活指導、簡単に言えばこれはするな、これをせよ等の内容や、交通指導、生徒会指導、部活指導等はあるのですが、それ以外の活動、本来的なガイダンスと言える活動がはっきりしていないので、生徒指導の活動は、やってもやらなくてもわからない状態になっているので、ガイダンス活動は行われずに、端的に言えば、生徒への口頭での指導、すなわちお説教的な指導や問題が生じたときに罰的な指導を行うことだけに終始しているのではないかと思われます。これらは一定の範囲において必要とも思われる活動ですが、それで自立と自律の生徒を一層育て、自己の能力をさらに育て、意欲的に生活に取り組む生徒を育てているかどうかは疑問が残るように思われます。
進路指導は、将来の自分の生き方・在り方を指導するのが目的で、将来の生き方という点に焦点が当たっているかもしれませんが、生徒指導は、今の自分の生き方、現在の時間をどのように生きるか、よりよい積極的な生活への取り組みの方法を考えさせたり、よりよい生き方の方法を伝えたりする、総合的な取り組みと言えるかと思います。
これらの意味から、生徒指導は現在の生活の中で、いつでもどこでも行われる必要のある活動と言ってもよいかと思います。その具体的な内容は、今日的な社会状況、学校状況の中では、生徒にどのような能力を身につけられるように指導するかという課題につながるかと思われます。
高度で複雑な社会状況の中で、生徒にどのような力をつけさせたら良いか、そのポイントは多岐に渡り、指導の具体的な内容も多くあるように思われています。
具体的には、対人関係能力を高めること、自己表現能力を高めること、自己の各種の感情への対処の仕方、ストレス対処法、セルフ・コントロール力の高め方等々、多くの事柄が存在するように思われます。
それらを現実の学校教育の中で、生徒へのガイダンスの活動、導く活動として行うことで、本来的な生徒指導が行われるようになるかと思われます。
今回は、ここまでにさせていただいて、次回からは、実際に行う必要があると思われる活動について、その内容とその実施法について触れてみたいと思います。良かったらまたみていただけると幸いです。では、また。
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