「役目を終えた者は去るのが正
しい」という言葉を聞いて、なん
ら違和感もなく受け入れられる自
分がいる。そういう日はいずれ来
るし、誰だっていずれ死ぬ。
さて、先日、万事に疑いをもって
事に当たると豪語していた森永氏
が、何故かワクチンを5回以上も
接種していて、あげく、末期の癌
を宣告され、その宣告通り身罷っ
てしまった。
癌は、直ぐに人を殺さない恩寵で
あると志向すれば、清々しく生き
さえすれば助かる道もあったろう
に、聴衆受けの良い暴露芸人とな
り国に唾棄して逝ってしまった。
愚かな聴衆はじきに忘れてしまう
というのに。
ご冥福を申し上げる。
ところで、子供の頃、音楽の音符
とは、オタマジャクシだと教わっ
た記憶しかない。
音楽には左程興味も無く、楽器は
何も扱えず、特定の何かを聞くこ
とも無い人生だったが、ユーチュ
ーブを見出してからクラシック音
楽のピアノ演奏を聴くことが多く
なった。
始めは、上手に奏でられるもんだ
なと驚きから聞いていたと思う。
その後、音符とは、キリスト教徒
の悲哀の涙を表すと聞いて、妙に
納得してしまう。
日本と同じく固定化された封建社
会で、昔は今よりも死に近い暮ら
しだったことは想像できる。
しかし、ヨーロッパは悲哀を音に
変えたが、日本ではそうはならな
かったようだ。
日本には、キリスト教に相対する
仏教が同じ働きをするのだろうが、
仏教から音楽がイメージできない
が、内面を表に出さず内に秘めて
しまったのか、地蔵菩薩は至る所
にあって、どこの誰かが面倒を見
てくれている。
彼らとは真逆の静寂の世界。
日本にも西洋にも支配と権力の腐
敗はあるが、当然無関係で美的な
ものは同時に在って、皮肉にも彼
らによって維持されている。
しかし、子供にオタマジャクシと
教えるのか、人の歓喜や悲哀の涙
が流れる様と教えるのとでは、音
楽を聴くセンスのあり様も変わっ
て来ると思うが、馬鹿な大人がい
たものだと、今更ながら思われる。
欧米からの富裕な観光客が枯山水
を見て感動し、異国の古道を歩い
て感動するのも、全ては繋がって
いるということだろう。
あちらの国でも、宗教離れが進ん
でいるから、そういう感性も後退
していると思われるが、世の乱れ
と共に復古するのだろう。
スピリチュアル界隈では、宗教は
お終いと言っているが、自身もそ
う思っていたが、どうも違う。
行き過ぎた平等の反動で、世界が
右傾化しているが、各民族が永ら
く作り上げてきた神聖なものは、
どれも根は同じで、無くならない
というしかない。
ところで、近年喧しい夫婦別姓論
議だが、日本に数百万人はいるで
あろう中国韓国朝鮮系の伝統で、
彼らが根に持つ事柄だが、それだ
け政治関係にあちらが食い込んで
いる証拠だろう。
同時に国連が、日本の天皇制度で
ある男系男子にまで口を挿み、日
本民族を揺さぶっている。
どちらも、日本にはそぐわない。
中国でも朝鮮半島でも仏教が廃れ
ているが、彼らか現在まで残して
いる美的な伝統は何もない。無縁
で無関心な遺物があるだけだ。
国連の主導的立場の人間も、内面
ではキリスト教徒では無いのだろ
う。ある人いわくロシア正教も怪
しいと言っている。
まあ、そういうことだ。笑
さて、どうするよ、日本人。
ではでは。